2009年12月28日月曜日

robe de noël(クリスマスのワンピース)

  



パターン:nani Iroの服の本 大人服と子供服 絵と色の布でつくる 伊藤尚美書
生地:mondial tissus

去年同様、クリスマス用にムスメにワンピースをつくりました。
クルッとまわるとふわっと広がるスカートがいい!とムスメから要望があったので,nani Iroの本から「フレアワンピース」のパターンを拝借。
サイズ110cmでパターンを取ったものの,要尺が足りず(ケチって1mしか買わなかったのがいけなかった,,,)裾を数センチつめることに。
裁断中はくじけそうになりましたが,出来上がってみると意外に程よい長さになったので,結果オーライ^&^
色みも生地のしなやかさもなかなかのワンピース。
とても気に入りました。

ただ、、、
イヴの日に写真を撮るのを忘れたので,翌日写真を撮ろうと、前日脱ぎっぱなしになってたワンピースにアイロンをかけたところ、,,

やっちゃいました;ー;

大きなドット模様の部分,溶かしちゃいました,,,(アイロンの温度,やはり大事だと改めて実感)
写真にとってみましたが,わかりづらいですね。
ドット部分,溶けて穴空いてます,,,
前日夕方6時にようやく縫い終えたこのワンピース。
翌日お昼までもたなかった,,,
仕上がり気に入っていただけに,残念です;=;
数十センチ丈を詰めてチュニックに変身させるしかなさそうです。
(物事がうまくいかない時はうまくいかない事が続くもんです、、、今は、じっと時が過ぎるのを待つしかないのかも)

2009年12月25日金曜日

Noël 2009(2009年クリスマス)

今年もクリスマスイヴは我が家で家族で集まって食事をしました。
ただ,写真は一つもありません,,,

マドレーヌ、キッフェルン、スノーボール、チョコレートケーキ,フィナンシエ。
冷凍庫に取ってあった畑のイチゴを使ったイチゴのシャーベットとバニラアイス。
パン2種。
すべて手作りで準備。
アペリティフにオリーブのフェタチーズ詰め(フライ)、オリーブとハーブのマフィンにサーモンやドライトマトをカナッペしたもの,ごぼうのスープに、ヤギチーズのタルトレット。
たくさんメニューを考えたつもりが,手落ちばかりで,どれもこれも納得いく仕上がりにはならず。
何だか,変なストレスに取り付かれていた今年のクリスマス。
写真を撮る余裕なんて,言うまでもなく,ありませんでした,,,

亡くなった家族のことを考え,そして今いる家族のことを考え,いろんな思いが入り交じって,ストレスがかかりすぎていた模様。
振り返ってみると,完璧にしたい思いばかりが先走って,何一つ思うようには行かず,,,
結局のところたいしたことは何も出来なかったように思います。

反省。

去年いた家族が,今年はいないクリスマス。
何もなかったように振る舞いますが,去年と同じという訳には,やはり行きませんでした。
ぽかんと空いた穴。
空虚感を感じるのは,仕方がない。
家族を亡くした哀しみは当然の事。
そうは思っても,彼等のいない事が当たり前になるには、まだまだ時間がかかりそうです。

2009年12月22日火曜日

noël sans neige(雪のないクリスマス)

金、土、日と週末降り続いた雪。
最低気温が-15℃を下回るところもあったこの地方。
日曜はすごい風で吹雪。
外に出る訳にもいかず、雪遊びも断念。

月曜日。
気温が一気に緩み、たくさん降った雪があっという間に溶けてしまいました;ー;
あ〜、残念無念。
雪遊び、もっと楽しみたかったなぁ。
クリスマスの頃は、雨の予報。
ホワイトクリスマス、今年もどうも無理のようです。

2009年12月17日木曜日

première neige 2009 et première radis blanc(初雪,そして初大根)



今週に入ってぐんぐん気温が下がり,いよいよ本格的な寒さになってきました。
火曜日にちらつき始めた雪も,水曜は1日降ったりやんだりを繰り返し,辺り一面うっすらと雪化粧。
今年の初雪,量は少ないですが,子供たちはそれでも大喜び。
今朝は,雪用ブーツをはいて登校しました^=^

*************

 

そして,雪の降った昨日,テラスに出てみると,大根を植えている大きなビニール袋の土が凍ってる,,,
もう少し土に入れておきたかったのですが,あえなく大根収穫となりました。
触った感覚では,どっしりとしていて皮もしっかり硬いので,なかなかの出来ではないかと思います。
昨日の夜作った鶏のスープが少し残っているので,それで炊いて,からしをつけて食してみようと思います。

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追記:
大根、結局シンプルに和風だしで炊いて辛しをつけて食べました。
こちらにある野菜にはない、何とも優しい日本の味。
とってもおいしかったです。

2009年12月14日月曜日

préparation Noël 2009(クリスマスの準備)

フランスで迎える三度目のノエル。
今年は,学校の保護者会がもみの木の販売をやるという事で,先月予約。
近くの大手スーパーで買えば30€が、18€というお得な値段設定。
(脚がついてなかったので,別途5€で購入)
枝の張りもなかなか見事なもみの木で,満足満足^^

フェルト羊毛を使って雪だるまのオーナメントを作るレシピを見つけたので,ムスメとやってみました。
5才のムスメと原毛ちぎってお湯と洗剤と羊毛をカプセルに入れて、振って振って振って振って。
(翌日筋肉痛になったのは言うまでもありません,,,)
フェルト化しまあるくなった羊毛を水で洗って洗剤おとして.乾かします。
そして後はかおを刺繍して,頭部分と体部分を針金でつなげて,端切れやリボンでマフラーを巻いてあげて出来上がり*
25gの羊毛2€で購入。15体の雪だるまが出来ました。
時間は少しかかるけれど,低予算で楽しくかわいく作れて,オススメです!

参考サイト:http://familytime.disney.co.jp/ideas/JPGIAC081203.html

去年,一昨年はお義母さんの家から借りてきたオーナメントでしたが,今年はようやく自分たちで購入したもの&手作りオーナメントで自分たちのサパン(ツリー)が出来上がりました。

後は,クリスマスを待つのみ。
と行けば良いのですが,それは子供たちだけですね。
私はまだまだクリスマスのプレゼントの用意や,料理のことで頭がいっぱい。
毎年の事ですが、ストレスいっぱいのこの時期。
できるだけ、たのしくすごせるよう、ツリーに癒されながら、がんばります^^;

2009年12月10日木曜日

Narcisse (スイセン)

子供の学校で毎年販売になる球根。
今年は,屋内用もやってみようと,スイセンを購入。
11月初旬に植えた球根は台所の窓側に配置。
あっという間ににょきにょき生えて,花が咲いたのが2週間ほど前。
それが、、、

見た目のかわいさとは裏腹に,かなーーーーり臭いのです;ー;
ビックリです,,,
最初は,ムスメがおもらししたかと思ったほど。
とにかく、本当に勘違いしてしまうほどの匂いなんです。
義母にはなすと、「うーん、そう?そうね,匂いはきついけど,まぁこんな匂いでしょ?」と。
しかし、、、
彼女にあげた鉢(はい,お裾分けで,義母に一つ,友人に一つ鉢をあげました)も,いよいよ開花の時を迎え,私が言ってた事がようやく理解できた模様。
彼女の家には猫がいるのですが、その猫がおしっこをした匂いだと義母は勘違いしたと言ってました;ー;
しかも,ここ数日は花粉症の症状まででてきてしまい,もったいないと思いつつ,花を処分する事に決定。
球根カタログには花の写真と詳細が表記してあるものの,匂いの表記まではなかった,,,,
残念。
もう二度と買わないでしょう,,,

nos ipod(我が家のipod)

今年は,欲しいものが早くから決まっていたこともあって,誕生日の2週間前にプレゼントをネットで購入してもらいました^ー^
さっそく届いて開けてみたら,傷があって不良品;_;
交換してもらうべく,送り返して,再び待つこと数日。
先日無事新品が届いて,今度は傷もなく問題なさそう。
ホッ^^


写真左端が夫の ipod。2004年に購入のようなので、おそらく第四世代のものだと思います。
中央が私のipod mini。こちらも2004年か2005年に購入。
この二台はバッテリーがもうかなり怪しいのですが,おかしくなってからも,どうにか充電充電で動くことは動きます。
右端の今回誕生日プレゼントで買ってもらったipod nanoはビデオが撮れて、写真が入れれて、ラジオが聞けます!
なんだかとってもお得な感じ^^

日本にいた時は,もっぱら通勤の電車の中で使っていたipod。
今は,子供の送り迎えや一人で買い物に出かけるときはもちろん,家事をしているとき、家の中で一人になりたいとき使ってます。
(子供たちの喧騒から逃れて自分の世界に浸れていいのです^^)
ビデオ機能,まだ使いこなせてませんが,少しずつ撮って街の様子などお伝えできたらと思ってます。
乞うご期待!

2009年11月27日金曜日

Pain de mie(食パン)

 


ハード系のパンをマスターした夫君。
今度は「日本の食パン」に挑戦!
レシピはこちらを参考にした模様。

http://home-baking.net/bread/white-bread/white-bread.php


以前から気に入ってやっているポーリッシュ製法を今回も実践。
まず、小麦粉材料の1/3,イースト1/2、水1/2を前の晩に混ぜておくそうです。
そして翌日はイースト以外の材料を使って手順通りに,だそうです。
こうする事で,イーストのいやな匂い(味?)が出ず,おいしい味のパンになると言っております。

とにかく,なにをやるにもなかなか本格的な夫君。
頭が下がります。(イヤ、ホント)

とってもふかふかで、味もとってもおいしいです^ー^
ただ、大きさが大きさなだけに,今まで使ってたパン切りナイフではうまく切れません,,,
大きめのよく切れるパン切りナイフ,探しにいかなくっちゃ。


2009年11月19日木曜日

petit sac "toutou"(テリアのバッグ)

パターン:check&stripe FLORAL テリアのバッグ
生地:check&stripe フランネルツイル 杢グレー / check&stripe CSハーフラミーローン ピンク

以前から気にはなっていたけれど,なかなか作る機会のなかったこのテリアバッグ。
先日,お誕生会にお呼ばれしたとき,「間に合えばお友達にあげよう」と急遽作り出したはよいものの,結局間に合わず、、、
最終的に娘のものとなりました^8^






ポケットはとても小さいので,アメちゃんくらいしか入れれませんが,,,
ちょうど子供たちは今,日本のアメちゃん(夫の同僚T氏から送られてきました。この場をお借りして,どうもありがとうございました!)に狂っておりまして。。。
今日も,バッグにアメちゃんを詰め込んでうれしそうに登校したムスメなのでした^^

2009年11月5日木曜日

fin de vacances de Toussaint(秋休み終了)

約2週間の秋休みも,ようやく終わりホッ。
子供たちは喜んで,今朝,登校していきました。

休暇。
学校がない、やったー!と手放しで喜び一日ゆっくり子供たちと過ごす,,,というのが理想なのですが,現実はそういう訳に行きません。
ほっとけば一日中ゲームに夢中になる子供たち。
(Nintendo 64,GAMECUBE日本版とフランス版、GAMEBOYにDS二台。すべて子供のものではなく夫のものです。が、もちろん子供も使う訳で,,,テレビを消しても,気づけば子供部屋からピコピコ聞こえてきます)
息子が一日中レゴをしていても頭にはきませんが,一日ゲームとなると,私キレマス。
目に悪い,とか以前に,あの音がたまらなく頭にくるのです。
ずーっと同じ音楽,没頭する子供、、、

休みに入ってまず最初に作った決まり事は「ゲームは一時間だけ」。
あ,これ、一日じゃないですよ,一回に一時間。
はい。
一日これを朝,昼,晩,計三回できるというとっ〜ても寛大なルールを作りました。

それから,朝のゲームは朝の勉強が終わってからというルールも。(これ大切!)
こちらの学校では,特に休みの間の宿題というのはでません。
でてくれた方が楽なんですけど。。。
「これまでに習った事の復習をするように」とノートに書かれてあったので,まぁ,同じことをやっても面白くないだろう,と思い,ネットで見つかる練習問題を中心に,あまり堅い「おベンキョウ」にならないように注意しつつ,自習をさせました。

かなりたくさんのオンライン演習問題を紹介しているこちらのサイト,フランス語を母国語として勉強している小学生はもちろん,第二外国語としてフランス語を学習しているひとにもおすすめのサイトです。

フランス語オンライン演習サイト:http://www.ortholud.com/index.html

お兄ちゃんを見て,「私も勉強したい」という幼稚園年長組のムスメ殿。
ムスメにも素敵なサイトを見つけました。

絵本の読み聞かせサイト:Il était une histoire...

絵本を紹介するサイトは他にも見たことありましたが,このサイトはかなり充実しています。
出版社rue des écolesと保険会社MAIFが3才から10才の子供たちを中心に,読書を広める目的で作ったというこの無料オンライン図書館。
まだ字の読めない子から字を読むようになった子供まで、みんなそれぞれ楽しめるよう工夫がされています。
お話は読むことも出来ますが,聞くことも出来,お話の後にはクイズ形式の問題も用意してあって,ちょっとしたおベンキョウにも使えます。
動揺のコーナーもあって,本当に,充実しています。
そしてなんといっても,グラフィックやオーディオの質がいいです。
ちゃんとお金をかけて作られてる感じ,プロフェッショナルなところ、気に入りました。
この出版社,インフルエンザで学級閉鎖や学校閉鎖になった子供たちが自宅で勉強できるように中高生対象の講座もオンラインで用意しているようで,なかなか本格的です。

あっという間の秋休みでしたが,クッキーを作ったり,パンケーキを作ったり(新しい菓子作りの本を入手したばかりなので,いろいろ本のレシピ挑戦中)子供たちの大好物フォンデュ・オ・ショコラをやったり。
公園、図書館,ひいおばあちゃんの家,それからお墓参り。遠出ではないけれど,外出もわりとしたな。
あ,そうそう,来年の春ようにチューリップの球根も娘と一緒に植えました。
あ,それから今年はかぼちゃ買ってきて、夫殿にくりぬいてもらいました。
なかなか上出来だったと思います^^.

お天気の良かった前半に比べて,後半は雨も降り気温もぐっと下がった秋休み。
夏時間から冬時間に変わり,夕方5時すぎると辺りはもうまっ暗です,,,
寒く暗くなる冬、,,
個人的には少しめげちゃいますが,子供たちに聞くと二人とも一番好きな季節は冬のよう。
なぜなら「雪」が降るからだそうです^^
来週は初雪が降る予報がでています。
降ったら早速写真とってUPしますね。

2009年10月25日日曜日

habits automne 2009 (秋の服)

予告しておいた秋の服。
一つはキュロットスカート。
夏にも作ったこのパターン,気に入ってます。
今回は秋らしい色みのコーデュロイで。

パターン:「まいにち着る女の子服」片貝夕起著 ギャザーキュロット サイズ100+裾5cm延長
生地:wowo(パリの子供服ブランド。サイトで布も買えます)

 

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もう一つは,大好きなまのさんの本からフラップポケット付きプルオーバー。

パターン:「素直でかわいい女の子の服」まのあきこ著 フラップポケットつきのプルオーバー サイズ110
生地:check&stripe フレンチコーデュロイあずきミルク

   


かなーーーーーり、苦戦したポケット。。。
でも,どうにか出来ました。(夫の助言なしには出来上がりませんでした,,,そして,メールに快く答えてくださったまのさんご本人にも感謝感謝)
やっぱりかわいい,このパターン!
そして何より見返しをまつって処理するところが気に入りました。
これなら,裏返しても,きれい!
ポケットのリベンジもかねて,もう一つ作る予定です。

pain fait maison(てづくりパン)

 

最近夫君がまたはまっているパン作り。
去年も何度か試作していましたが、最近のは格別おいしく出来上がってます。
去年と違うところは,poolishポーリッシュ法に変えたところにあるようです。
その製法について詳しく書かれているブログを見つけました。
こちらから→

ポーリッシュ法のおかげで,「パン屋にパンを買いに行く必要はもうないかも。」ってくらい、本格的なパンになりました^^
しばらくは,てづくりパンの日々になりそうです。

今日から冬時間になりました。
日本との時差は8時間になります。
子供たちも,約2週間の秋休みに突入です。

2009年10月16日金曜日

automne(秋)

ブログの更新,最近減ってますね,,,
楽しみに見てくださってる方,ごめんなさい。。。
気持ちの沈む日が多かった9月。
それでも新学期が始まり,子供たちの習い事も始まり,一日一日時が過ぎ。
日々の生活に没頭する事で,気持ちが沈む事も少なくなり.どうにか毎日がんばってます。
特に体調を崩している訳ではないので,ご心配なく。
夏休み明けからこっち,なかなかミシン生活の方もエンジンがかからず,お披露目できる作品もこれといってなく。
少しずつ秋服縫い始めたので,来週(再来週)くらいにはいくつかご紹介できるのではないかと。


  


義母が週に数回、田舎の家の庭で収穫した秋の味覚を持ってきてくれるので,大事に消費しております。
りんごはもっぱらりんごジュースに。
写真はリンゴジュースの過程です。
皮剥きは、2時間はかかる大変な作業。(量が量なので)
剥いたリンゴをcentrifugeuse(仏和辞書で調べると「遠心機」としてしか表記ありません^^;残念。いわゆるjuice extractor電動ジューサーのことです。)に入れます。
一方からジュースが,もう一方の受けに残った搾りかすがたまる仕組みです。
ジュースは灰汁がアワ状になっているので、それをすくいとり、火にかけ沸騰させます。
火にかけるのは殺菌の意味もありますが,火にかける事で渋みが消え甘みが増す気がします。(あくまで自己流です^^;)

ジュースを作るときに出る「かす」、もったいないので、pâte de fruitにしてみました。(夫作)
リンゴの味が凝縮されていてとってもおいしいお茶うけに変身。
「かす」もバカに出来ません^^

プルーンはジャムに。
プルーンはどちらかというと苦手なのですが,ジャムにしたらこれがビックリするほどおいしい!
2瓶作って一つはお友達に。
もっとたくさん作りたかったのですが,プルーン,もう季節が終わってしまったようです,,,残念。

フランボワーズ(この季節に?って感じですが,今年は気温が下がるのが遅いので最後の収穫がまだあったようです)は最近はまってるアイス作りの材料に。(写真はまた次回)

10月に入ってからも汗ばむようなお天気が続いていたブザンソン。
こんなに気温の高い秋は初めて!と喜んでいたのもつかの間。
昨日から,一気に気温が下がり最低気温ー2℃、最高気温も10℃を下回ってます。
突然の秋(冬?)の到来にみんなビックリです^=^;

2009年10月5日月曜日

taro(里芋)

先日、アジア食料品店で里芋を購入。
煮物でおいしくいただき,一つ残しておいたイモを植えて育ててみる事に。

サトイモ、なかなか面白い植物ですね。
なんといっても成長が早いです!
そして、葉っぱの先から水滴が出てきます!
ネットで調べてみると,水のやり過ぎが原因とか、、、
ありゃりゃ;ー;

水やりを気をつけるようになってからも,やはり気づくと水滴出てます。
しかも,床に水たまりまで。
(床にシミが出来ないように,気をつけて拭かないと)

調べてみると,思っていた通り,温暖な気候を好む,とあるので室内で栽培中。
収穫は夢のまた夢。
とりあえず,観賞用として,楽しもう^^

2009年10月1日木曜日

séances Piscine II( プールの時間 2 )

今週も行ってきました,プールの引率。
今回は,二回目という事で,前回のレベルチェックをもとに大きく分けて4グループでスタート。
どのグループも8人から10人位で形成されていて,それぞれ一時間みっちり練習していました。

今回気づいたこと。
まず、日本では,「シャワー」と「足洗い場」のほかに「腰洗い場」がありますが,子供たちの通う市民プールには「腰洗い場」がありません。衛生面を考えると,腰洗い場はやはりあった方がいいと思うのですが,,,
個人的に,こちらのプールにはまだ入った事がないので,本当かどうかはわかりませんが,話によると,こちらのプールはかなり塩素が強いとか。もしかすると,プール自体が腰洗い場状態?

それから、プールに入る前の準備体操がありません。二回、引率をしましたが,どちらの回とも,体操はなく,直接プールに入ってました,,,体をほぐす&暖める意味でもやった方がいいと思うのですが。今度先生にちらっと話してみようかしら。

ここまでマイナス点ばかりあげてきましたが,もちろんいいところだってあります。

日本のプール(小学校や中学校のプール)は基本的に足がつく水深だったと思いますが,こちらは小さいプールでも傾斜がきつく0.4mから始まって1.2mまで深くなってます。息子の身長は120cmくらい(クラスでは中くらいでしょうか)なので、小さいプールでも水深のあるところでは子供たちは足がつくかつかないかの深さになります。大きい方のプール(4グループのうち3グループはそちらで練習)では一番浅いところでなんと1.5m!

このブログを読んでくれてる幼少時代の友人達はよく知った話ですが,私は「水泳」が得意。
でも,足がつかないのは,基本苦手なのです,,,ハイ。
競泳の大会でよくいろいろなプールに泳ぎに出かけましたが,記憶しているだけでも二回大会中に棄権してます,,,
一度目は小林の中学校のプール。
小2の時でした。
大会前の練習で,プールに入ってびっくり!足がつかない深さだったのです。(足がつかないところで泳ぐのが初めてだった)
初めての大会でしたが、15mほど泳いで,足が届かない深さである事がどうしても怖くなり,助けを呼ぶ始末に。
2度目のそれは,都城のプールでした。
デイリー牛乳のプール(デイリー牛乳を冷やしてたのでは?と疑惑をもたれるほどの冷たさ!)ですが,かなりの水深で,しかも50mプール。この時も,途中棄権でした。
足がつかない,と思ったとたん恐怖がわいてきます。
もうそうなったら泳げる泳げないは関係ありません。

フランスのプールは基本プールサイド側のレーンは「泳がない人」(non nageurs) 専用になってます。(泳がない人がどうしてプールに来るのか,,,しかも,足の届かない水深ですので,水中歩行をしにくる訳でもありません。はい,不思議です。)
泳ごうと思ったら,中央レーンを使う必要があります。
そうなると,途中恐怖がわいてきたときのことを考えると、すぐにプールの外に上がれない訳ですから,よけい怖くなるのです。
わかります?
年齢とともに,もちろんある程度の水深に慣れるようになりましたが,フランスのプール、深い上に50m、やはりちょっと怖いかも、,,

常に足が届くところで水泳を習って泳げるようになった私ですが,深いところがダメというのは泳ぎが必要な状況下では泳げないのも同然。役に立ちません。
せっかく泳ぎを身につけるのだったら,こちらのやり方(小さい時から足の届かないところで泳がせる)悪くないなぁ,と子供たちを見ていて思いました。

2009年9月28日月曜日

séances Piscine(プールの時間)

去年はなかったプールの時間。
今年は全8回、校外のプールに行きます!

そう,ここフランスでは,その壱:プールの授業は毎年ありません;_;
そして,その弐:学校にプールがありません;_;

そんなわけで、行ってきました,第一回目のプールの授業。(八回のうち三回引率予定)
14時45分、CE1ひとクラス(児童19+担任1+引率1)とCE2ひとクラス(同じくらいの人数でしょう)の全2クラスでバスに乗り込み、学校出発。
10分ほどで市民プールに到着。
息子のクラスの引率だったので,私は男子更衣室に入り子供たちの着替えを監視。(言葉悪いですね,,,でも他になんといえば良いのか、、、)
更衣室は狭くも広くもなく,ベンチが中央に2列,壁際にもベンチ。その上に各自荷物を置きます。(ロッカーなし)
ベンチの下に靴を置き,ベンチの上に無造作に服を脱ぎ散らし,「こりゃ,きっと後の着替えのとき大変だな,,,」と嫌な予感が頭をよぎりましたが,みんなに服をたたませるなんていう余裕はなく,とりあえず床に何も落ちてなければそれでいいか,,,というくらいで,あっという間に全員シャワー室へ。

※ちなみに、「準備オッケー」とキャップをはめ、水着を着用し、ゴーグルもつけて一応は立派なのですが,下に目をやると靴下脱いでない子,たくさんいました、,,まだまだですな、7歳児。抜けてるのは家の子だけじゃない,,とちょっとホッとしましたけど^^

その後,私も裸足になって,みんなと一緒にプールへ。
プールの脇に階段状の観覧席のようなものがあり、そこでまずは水泳のコーチ(市から要請されてくるのでしょう。女性と男性の2名いました)の話を聞きます。一番の注意事項は「プールの中でオシッコしないこと」でした^ー^;

そして,いよいよプールへ。
小さいプール(5m×15m。一方が0.4m でだんだんと深くなり反対側が1.2m)と50mプール(なかなか深そうな感じ。)の二つがありますが,まずは全員小さいプールへ。
水の掛け合いなどして遊びます。
その後,「泳げる人はついてきて」と水泳のコーチが声をかけ,三分の一くらいの子供が後をついていきました。(ほとんどは去年もプールの授業があったCE2の子供たち)
ふと見ると,その中に息子の姿!

ちなみに,息子は泳げません,,,
この夏、初めて日本でプール(四角いプールでなくて流れるプール)というものに行きましたが,水遊び程度。

慌てました、、、
急いで後をおい,声をかけると,そばにいたコーチが「いいですよ,泳げるってその子がいうんだから。みんなと一緒に入ってみて,ダメだったら小さいプールに戻しますから」と笑顔。
ホッ。
(後で,保護者席に戻ったら,もう一人の引率のお母さんに「家の子も同じ事したのよ,去年。あわてて,私も走って追っかけていったわよ!だから走ってくあなた見て笑っちゃったハハハ。毎年一人はいるのね,泳げないのに泳げる子について行く子」と言われました。失笑)

保護者席に戻ろうとしたら,もう一人のコーチに呼び止められ,「ここにいて。子供たちがここまでワニの格好で来るからここまで来たら立たせて歩いて私のところまで進むように言って」と。
そういう訳で,急遽プールサイドで子供たちに指示を出す役割に。
小さいプールの各コーナーに息子の先生、私,水泳コーチ,そしてもう一人の小学校の先生,と四人がたち,子供たちのレベルチェックが始まりました。

まずは,一人づつ,ワニのように両手をプールの底について足を伸ばし前進。
0.4mの深さは,ワニの姿になるとちょうど水面が顎の辺りになり、だいたいの子は難なくやってのけるのですが,水が怖い子供はこの時点でもう腰が引けてるので,すぐにわかります。
そのあと,私のところから歩いて次のチェックポイントへ。(水深=子供の腰あたり)
次のチェックポイントでは水面に掲げられた棒(水面に水平にある)の下をくぐらなければ次のポイントへ行けません。
ここで初めて顔をつけて水中に一瞬ですが,潜る事が課せられます。
それが出来ると,反対側の先生のところまで歩いていって(水深=胸あたり)そこにある格子のような形の柵?の様なもののまわりでばちゃばちゃやってました。(私のところからはわかりにくかったのですが,おそらく障害物をさけてもぐったり飛び越えたりしていたのでは,,)
気づくと,息子はその柵のところでお友達とはしゃいでいました^^(という事は,すぐに大きいプールでは無理と発覚したのでしょう)
最後のポイントまで進んだ子供たちは次のステップへ。
小さいプールの中で一番水深の深いところ側のプールサイドへ集合。
一人づつ,足からプールへドボン。
そしてまたプールの中央まで歩いたり,泳げる子は泳いだりして進み,今度は障害を潜って通過。(表現が難しいですが,だいたいのところわかってもらえますか?)
これはさすがに初心者の息子には少し難しかったようで,飛び込む姿も、他の子はジャンプして勢いよくドブーン、息子はヨイショっとまずはしゃがんで身を水面に近くし、そしてチャプン。
潜る時も,必ず鼻をつまんで水が入らないようにしてました。
お友達ですでに去年プール教室に通っていた子を観察してみると,やはり水の中に他の子より長く顔をつけていました。(もちろん鼻をつままず)

最終的に,大まかに3グループ形成されていました。
顔を水につけれない子たち(その子たちは水深の浅いところでワニの形で水中を進む練習)、ちょっとは潜れて水深が自分の背丈でも大丈夫な子たち(プールサイドからどぼんと水に入ったり,潜って少し前進したり),そして水深があっても大丈夫なグループ(プールサイド側の1レーンを使って,さらに数グループに別れて、足から飛び込んでは縁までなんとか行く,をやってました)

レベルチェックだけで,あっという間に時間がきてしまいましたが、子供たちは大いにはしゃいで,とっても楽しそうでした。
気づくと、16時。プールから上がって忙しく更衣室へ。
来たとき同様、男子更衣室へ。
帰りのバスが待っているので,とにかく急げ〜!と先生。
頭を拭くばかりか,体も十分拭かないまま,洋服を着ていく子供たち。
気づくと息子一人まだ濡れたままボーッとしてるじゃないですか!
「なにやってんのよ!はやくしなよ!」とつい日本語でせかし(まわりの子供たちには当然白い目で見られます),でも息子だけかまう訳にも行かず、、、
すると息子「だって,パンツが見つからない,,,」ですって。
;ー;
結局,「じゃぁもういいよ,とにかく急がないと置いてかれるよ!パンツはいいから,ズボンはいて!」と怒鳴り,とにかく急げ急げ!とせかしまくり,着替えが終わった子を整列させ。(もうこの時点でかなりクタクタ、,,)

忘れ物ない?と空いたベンチのそばを見ると,赤いパンツが一つ。
そうです,息子のそばで着替えをしていた子が間違って,息子のパンツをはいてしまっていたのです。
はきかえる時間はもちろんなく,息子はノーパンで,お友達はテオのパンツをはいたまま,そしてみんな髪の毛びっしょり濡れたまま,駆け足でバスに乗り込んだのでありました。
(すでに女子は身支度整えバスの前で整列して待ってましたよ!やはりこの歳の子供たち、男の子はまだまだしっかりしておりません,,,)

まぁ,しかし,ホントに慌ただしい移動です。
学校にプールのある日本では考えられません。
しかも,なぜに寒くなる秋から冬にかけてプールをやるんでしょうか?
まだ寒くないからいいものの,毎回頭びっしょりのまま移動となると,,,
風邪を引きにプールへ行くようなものですよ!
どうなる事やら。

息子の通う学校では、二年に一度プールの授業があるとかないとか,,,(未確定)
私の知る限り,フランスの学校には一般的にプールはなく,あるとしたら私立校。(基本的に私立の学校は少ない)
あるアンケート結果によると,フランスの12歳以下の子供の二人に一人は泳げないとか。
日本ではどうなのか知りませんが,個人的にこの数字,多いような気がするのです,,,
懇談の際,担任の先生が「教員資格取るのに必要だったから,一応泳げますが,子供に泳ぎを教えられるほどではないです。あしからず。全八回のプールの授業で子供たちが泳げるようになるとは思わないでください!」と断言してました。

それより,何より,何が一番驚いたかというと,子供と一緒に誰も水の中に入らなかった事。
水泳のコーチも先生方もT-shirtに短パンの出立ちで(おそらくは下に水着着用していたのでしょうが)プールサイドから「手を伸ばして」とか声をかけてました。
一緒にいた引率のお母さんに聞いてみると,「そうね,先生は一緒に入らないわね」と。
まさか、、、
泳ぎを教えるのに,教える人が一緒に入らないなんて,そんな事ってあります?

要第二回チェックです。

2009年9月14日月曜日

troc des chaprais(シャプレ地区のガレージセール)

毎週各地で開催されるガレージセール。
vide-grenierという言い方が一般的ですが,私たちの住む地区で行われるそれは,なぜかtrocと名付けられています。
本来は,trocというと「物々交換」を意味しますが,わが町のそれは他の街で行われるガレージセール同様、単に一般の人もしくは骨董屋さんが各々中古のものを格安で売る催し物です。
一般的に,日曜日に開催されることの多いガレージセールですが,シャプレのそれは毎年九月初旬の土曜日に大々的に行われ,町の人たちが毎年楽しみにしている行事の一つになっています。

去年はあいにくの雨で今ひとつでしたが,今年はお天気にも恵まれ,たくさんの人でにぎわっていました。
地区の催し物というだけあって,子供たちの学校のお友達一家がスタンドをだしていたり,買い物に来ていたり,で、いつもいくガレージセールとはまた違った雰囲気でとても楽しめました。

 

写真左は息子が木工に取り組んでいるところ。
通りの一番奥で木工品を展示即売しているスタンドがあって,覗きにいってみると,おじさんがちょうどデモンストレーションをしている最中でした。
「やってみるかい?」とそこにいた子供たちに聞くやいなや、息子「やりたーい」と即立候補。
日本で,ありとあらゆるものに挑戦してみた息子君,なかなか積極的になりました^^
作ったものは,右写真手前のキノコです。
スタンドでは売り物だったキノコ、本人が作ったのだからとおじさん気前よくくれました。ラッキー
あまりにいいおじさんだったので,スタンドにあったものなんかかってあげたくなっちゃいました^^
で購入したのが,キノコの後ろにちらっと映ってる木のお皿(トレー)。
果物入れとしてさっそく重宝しております^^

2009年9月3日木曜日

la rentrée 2009(新学期)



思う存分楽しんだ日本の夏。
終わってみるとあっという間でした。
二年ぶりの日本。
久しぶりの大阪&奈良、大分は湯布院への家族旅行、家族に囲まれて忙しく過ごした宮崎。
やっぱり日本は最高!と家族四人後ろ髪をひかれながら日本をあとにしました。

で、こちらに戻って10日。
先週はこちらブザンソンでも38℃を記録する猛暑でした。
それが,日に日にお天気は怪しくなり,あっという間に秋の気配。
昨日,今日は長袖の気温です,,,

そして,今日9月3日。
二ヶ月の長い夏休みを終えて,子供たちは雨の中、秋冬で登校しました。




息子はCE1(小学校二年目)、娘はgrande section(幼稚園の年長クラス)へ進級しました。
普段は子供だけが上がっていく階段を,今朝は私たちも一緒にあがり,校庭へ。
校庭にある多目的室の壁に貼られたクラス表を確認。





息子はフランス人には珍しい三つ編み頭のちょっと飛んでそうな,でも優しそうな女の先生マダムガランティが担任のクラスに。先生と親子ともども握手をし挨拶をかわし,念のため息子の状況(二年前にこちらに引っ越して来たこと,フランス語がまだ発展途上であること)を説明。「大丈夫ですよ,わかってます」とスキッパの笑顔でいわれ,ホッ。
早速友人達とカードを見せあっている息子を残し,今度はお隣の幼稚園へ。




こちらでも,校庭にクラス表が張り出されていて,娘の名前を探すと,,,
ありました!
予想通り、息子が年長クラスでお世話になった顔なじみの先生マダムテシエのクラスです。ホッ^^
しかも,去年とほとんど同じメンバー。(いやあ,もしかすると,去年のクラスそのまま持ち上がりかも、,,)
大好きなお友達と一緒だったので,安心しました。
が、、、、

その大好きな一番のお友達マエリスが教室でママに抱きついて泣いているのを見た娘。(だいたい毎年大泣きする子が数名います,,,)
それまでは,笑顔だったのに,教室に入るやいなや私にしがみついて泣きはじめちゃいました、、、^=^;
あらららら。。。









知っている先生だし,知っているお友達がそばにいるし(大好きなナイムはキスまでして迎えてくれたのに),まさか泣くとは思っておらず,不意打ちでした。
二ヶ月の休み、長かったもんね,,,
久しぶりで,困惑したのでしょう。
ようやく泣き止んだお友達に手をつながれ,先生のそばにいったので,私たちもいそいそと教室をあとにしました。

ふっ〜。

一年の始まりです。
雲が立ちこめるどんより空でも,気持ちが暗くなるようなことがあっても,胸を張って、前を向いて,ポジティブに。
生きていることを大切に思って。
これから始まる一年,家族四人、怪我なく,事故なく,病気なく,元気に過ごしたいと思います。

2009年7月12日日曜日

la poste(郵便局)

こちらに来てもうすぐ丸二年。
郵便局絡みの腹立つ話は数回ありましたが、ここまでひどいものはない!ということが起きました、、、

それは先日、木曜日の朝に届いた一通の封書(夫宛)から始まりました。

宛名に書いてある名字の誤字にいつもの様にぶつぶつ文句をいい開けたその封書。(外国の名字は本当に間違いだらけ)
街にある中央郵便局からのものでした。
何でも、忘れ物("document oublié")があるので,取りに来て欲しいとのこと。



確かに,先週郵便局には行ったけれど、それは単に郵便をポストに投函しにいっただけらしく,建物の中には入っていないという夫。
何か落とし物でもしたのかなぁ,でも身分証とか重要なものは手元にあるし,なんだろうね,わすれものって、、、と身に覚えのない「忘れ物」を取りに,仕方なく午後いそいそと出かけた夫。

郵便局につくと,普通の郵便物を取るところではなく,別の窓口へ案内された夫。

窓口に行くと,
担当者;「ア〜、あなたね、違法切手の人!」

夫:「・・・・・はぁ?なんですって?」

(あ〜,自分だったらどんな反応だっただろう?考えただけで固まっちゃいます,,,)

担当者:「切手をコピーして使うのは違法なんだぞ」

切手をコピー???
誰がそんなことをするんですか???
私?やってません、やってません!!!

話にある「違法にコピーされた切手」が張られていたのは、数日前に投函した不動産宛に送った家賃を支払うための小切手が入った封書でした。
切手は,自宅で印刷したネット販売のもの。
(あ,もちろんla posteの公式サイトです。切手購入はこちらから出来ますhttp://timbres.laposte.fr/?prov=36)

フランスでは去年くらいからでしょうか,ネットで自分で切手が印刷できる様になっていて,わざわざ切手を買いにいくのが面倒な夫には大好評のサービス。
サービスが設置されてからずっと,切手は自分で印刷したものを使っています。

夫:「切手はネットで買って自分で印刷したものを使ったのであって,コピーではない!」と反論。
担当者:「いやいや,ネット販売のものに白黒のものはない!それにコレ,ただの普通の紙じゃないか」と。

ハァ?白黒の切手、ネットで売られてるし,自分で印刷するんだから普通の印刷用紙なのは,当たり前じゃないか!
どこにも,特別な紙を使って印刷する様に,とか,切手の様にギザギザに縁を切ってください,とか書かれてませんけど!!!

もちろんこれまでに何万回と白黒の自分で印刷した切手を普通にはさみで四角く切って使ってますから,一歩もひくことはなく,「じゃぁ、一緒にサイトを観て確認しましょう。僕のアカウントで見れば,いつどんな切手を買っていて支払いもすべて完了済みであること即わかりますから」
担当者:「できないね、ここネットつながってないから』

郵便局は,ネットにつながってないそうです,皆さん,覚えておきましょう,,,(失笑)

そんなバカな、、、

"上の人"を要求したものの,"上の人"は当然姿を現せず、、、

しばらく口論したそうですが、もともと言い争うのが好きでない上,非を認めない対応にあきれかえり、(たかだか50サンチーム=70円相当の切手の話ですもの,しかも,この件のせいで家賃の支払いが遅れてしまったことにはっと気づき)「もういい,自分で持っていく」
と、封書を手に取り,その足で不動産まで歩いてもっていったそうです。

すると、どうも不動産の担当の人,その話知っていた様子。
彼女の話によると,封書は一度配達されていて、配達の人に「これは違法切手なので,切手代と手数料払ってください」と言われ,もちろんそんなお金払いたくなかったので,受け取りを拒否したということ。
しかもその配達の人,さんざん、「もう,ホント困るね,切手なんかコピーされちゃぁ。」なんてせこい悪党だ!といったかどうかは知りませんが,とにかく鼻っから犯罪者呼ばわり。
自分で不動産に持っていったから罪がはれた(と思う)ものの,もしそうでなかったら,不動産の人は私たちを「切手をコピーして使う犯罪者」とみなしていた訳で。
名誉毀損もいいとこです!

その後,家に帰り,私に一部始終を話し,(もちろん怒りを通り越してあきれかえったことは言うまでもありません)
そしてサイトにある問い合わせのアドレスにメールを送ったそうです。
こうこう,こういううことがあり,犯罪者扱いされました,そちらの教育はどうなってるんですか?と。
送られて来た「忘れ物を取りに来てください」というその封書(だいたいその引っ掛けて人を呼び寄せる処にも腹がたつ)をコピーして送ってくれ,ということでコピーし送信。
その後,その街の郵便局に叱りの電話をいれてくれたようで,サイトの責任者から謝罪の言葉もあり、どうにか罪が晴れてホッ。
最後のやり取りでは,「謝罪の気持ちを表したいので,そちらの電話番号を教えてください」とあり,電話番号を送ったそうです。
まだ,電話来てません。
本当にかけてくるかどうか,,,疑わしいですが。

あ〜、ホント,こんな話ウンザリ、、、
上からしかモノをいえない人間。(実に公務員に多い)
自分の非をいっさい認めない人間(これまた実に多い)
封書の名前が外国の名字(夫はフランス人ですが,外国姓,しかもアラブ系)だったから疑われたんだ,と思わずにいられない悲しい現実。

帰国前に,変な土産話が出来てしまいました^^;

2009年7月6日月曜日

robe d'été 4(夏のワンピース PART VI)

帰国まであとほぼ一週間。
夏日の続くブザンソンです。


  



サマードレスを作りました。
娘がまだ小さい頃に作ってあげたかったキャミのパターン。
「赤ちゃん」をすでに卒業しすっかりお姉さんになりつつある娘に、型紙を少し修正してワンピース仕立てにしてみました。
一見、なかなか涼しげでかわいい一着が出来ました。

パターン:「あかちゃんの服、てづくりの服」月居良子著
生地:Etoffes des Héros

生地は珍しく、フランスのオンラインショップで買ったもの。
フランスのサイトにしては、なかなか迅速な対応で気に入ってます^^
日本のショップの様に、布がきちんと種類ごとに袋に入ってたりはなく、段ボールにそのままじかに入ってるところなんかは、なかなかフランスらしいのですが、布は既製服ブランドで取り扱われているものだったりするので、ものは上質です。

でも、やはり型紙補正、適当ではいけませんね。毎回そうですが、自己流でやる補正、うまくいった試しがありません;ー;
よく見ると、脇が少しきつそう。
リボンもかなり短くて、この撮影のあとリボンはやり直して長くしました^^;
今夏は問題なくきてくれると思うのですが、来年はもう無理でしょう、、、

2009年7月4日土曜日

robe d'été 3(夏のワンピース PART III)

六月に盛大にやったお兄ちゃんの誕生会の様に、自分もたくさんの友達を招いてパーティーをやりたかった娘。
彼女の誕生日は夏休み真只中の八月;=;

形だけでも、ということで、木曜日学校の最終日に大きなケーキを持たせてやりました。
先生や子供たち、みんなからキスされたそうで、なかなか照れくさかった模様^^

そして、昨日、夏休み初日。
平日で夫の仕事もあることから、たくさんの人は呼べなかったけれど、大事なお友達を二人招いて午後を家で過ごしました。
息子の時はお手玉を作って玉入れをしましたが、今回は何にしよう、、、と考え、考え、、、
人数も少ないし、みんなで一緒にお菓子作りでもしようかなぁ、と、お友達と娘&息子の計四人お揃いのエプロンを急遽作りました。
子供たちのエプロン姿、とってもかわいかったのですが、写真を撮ろうとしたらカメラの充電切れ、、、;=;
三人お揃いのエプロン姿写真に残せなくて、かなり残念(号泣)

男の子と女の子の二人が遊びにきてくれたのですが、その男の子と娘はみんなが恋人同士だと噂するほど仲良し。
それが、ケーキを食べている時でした。
息子小さい声で:「きみたちって恋人同士なんだって?」(いきなりの直球^^;)
男の子普通にみんなに聞こえる声で:「いや、ぼくはLucileのことが好きだから」(即答)
私:・・・

何だか、娘の反応を見るのが怖くて、つい席をたってしまった私、、、
特に取り乱すこともなかった娘。
あ〜、良かった、普通に5歳児で。ホッ。
愛だの、恋だの、学校でもよく耳にしますが、まだ幼稚園ですよ!
普通に、みんな仲良く笑って過ごしてほしい、それが親の願いです^^


*******
ところで、ワンピース。
普段はズボン姿の娘ですが、一応お誕生会だったので、新しいワンピースを着せました。
去年端切れセットで入手したこのカラーリネンあずき。
ものすごくいいです。
人気あるのもわかりますね。
薄くて涼しげで上品な色と質感です。
面倒くさいことが嫌いな私。
このパターンは簡単でかわいいので、好きです^^
(この間のフリルワンピは面倒くさすぎて途中何度も泣きそうになりましたからね^^;)

エプロン、日本にいる頃に作ったものはもうすっかり小さくなってしまっていたので、新調するいい機会になりました。
IKEAのファブリック、ポップな緑色とカバのような絵柄が気に入っています^^

<ワンピース>
パターン:「おんなのこのワードローブ」月居良子著 
生地:qui na rie カラーリネン あずき

<エプロン>
パターン:「スタンダードな子ども服」しむら祐次/しむらとく著
生地:IKEA、C&Sリネン混ダンガリー白

   

2009年6月30日火曜日

robe d'été 2(夏のワンピース PART II)



パターン:「まいにち着る女の子服」片貝夕起著 リネンのフリルワンピース 100
生地:C&S リネン混ダンガリー グレープ 850 yen/m

少し前に作ったこの夏のワンピース。
こちらでは出番ないかも、、、という私の考えは甘かったようです。
ここ数日あつ〜い日がつづいています。
30℃超えてるんじゃないかな。
現在、午後14時30分、部屋の温度も28℃とでております、、、;=;

昨日、今日と、お昼はざるそばもどきを食べました。
(帰国前に日本食の在庫片付けておこうと思って^^)
冷たい麺、とってもおいしかったです^^

2009年6月22日月曜日

bientôt les vacances(もうすぐ夏休み)




夏休みまであと2週間。
今年は日本に帰ります!
帰国まで、あと一ヶ月を切り、ただいま夏服作りピークです。
(とは言うものの、昨日からまた気温がぐっと下がり長袖生活なので気分は落ちているのですが:ー;)
日本に帰るということは、きっと布買い炸裂^^ということになりそうなので、在庫の布をとにかく消費しようと、がんばっています。
写真はコーラス用に作ったパフT(C&Sの本から)と一番最近入手した「まいにち着る女の子服」からギャザーキュロット。
こちらでは着れないような「真夏服」、日本の酷暑に備えてたくさん作ります^*^

bientôt les légumes fait maison? (もうすぐ自家製野菜?)





どちらも初挑戦。
今年は天気に恵まれているとは言うものの、夏日の翌日10度以上気温が下がって肌寒いということが多いここブザンソン。
収穫まで無事こぎ着けるかどうか、、、
まいにち、日に何度も近づいては様子をみているかわいいベビートマトとベビー枝豆です^^

fin d'année(学年末)

6月に入るといよいよ「学年末」の雰囲気が濃くなります^^
毎年恒例、学年末の一番のイベント「コーラスの発表会」が先週,先々週とありました。
今年度から土曜日校舎が使えないため、幼稚園も小学校も金曜日に開催。
幼稚園は普段16時30分に下校ですが、その日だけは学校にそのまま残って17時から発表会。
16時45分,隣接する小学校に息子を迎えにいき、そのまま幼稚園の発表会へ。
全10曲くらいあったでしょうか、一年通してコーラスで練習した歌を元気よく合唱。
去年は白で統一だった衣装、今年は上は「カラフルなTシャツ」。見事に真夏の雰囲気が出ていてとっても良かったと思います^^


幼稚園の発表が終わり、一息つく間もなく、今度は小学校の校舎へ移動。
中庭にある細長い建物(体育館というほどの立派なものではないですが、きっとそういう使われ方と思われる建物)にイスが並べられ,見にきた父兄ですでに満席状態。
室内は熱気で蒸し風呂状態。
先生方がマイクで話したり、子供たちがステージの上にあがったりという日本で見てきた幼稚園や保育園の発表会にはほど遠く、マイクもなければ、ステージもなく、子供の顔は見えず、先生の話は聞こえず、、、
多くの父兄がそうだった様に、私も息子がどこにたって歌っているのかちらっとも見えないまま30分。
とても残念な発表会でしたが、子供たちはそれなりに楽しんだようでした^^;
子供は、普段子供しかいない校内に、お父さんお母さんが来てわいわいしているその雰囲気だけで大興奮なんでしょうね、きっと。

週末はさんで、月曜日。
シタデル(ブザンソン唯一のテーマパーク?!丘の上の城塞のなかが動物園や博物館などの施設になっています)で市内の小学生&中学生がコーラスを発表する「コーラス週間」が始まり、その開会式で息子の小学校が発表,ということだったので、引率としていってきました。
開会式で歌う、とあったので、どんな式になるかと楽しみにしていた私ですが、、、
ここはフランス。
式というのは言葉ばかりで、開会の言葉もなければ、市長が来ていた訳でもなく、ステージが用意されている訳でもなく、息子の学校以外にもう一校の児童も来ていたのですが、その場でいきなり二校で練習&発表、いつものことながらすべてその場の行き当たりばったりの感じで、しかも学校の発表同様、台はなく、最前列にいる子供以外はほとんど頭しか見えず、、、

ただ、学校の建物より、チャペルは広く、子供たちと観客がオーケストラをはさんで距離があったので、まぁそれなりに環境はよく、音響も良かったので、(最悪だった)学校の発表に比べればいいところばかりでした^^

コーラスの発表が終わると、もうヴァカンスはそこまできている感じになります。
先週は幼稚園でも小学校でも遠足があり、それぞれピクニックを楽しんできました。
今年は、幼稚園が農場でバター作り、小学校は冬に雪で中止になった森のお出かけをリベンジ。
木についていろいろ学んだあと、紙作りをしたそうです。

先週、小学生の息子は、なんとすでに通知表ももってかえってきました^*^;(ちなみに夏休みまであと2週間あります)

評価はA〜Eの5段階評価。(A=très bien大変好し、B=bien好し、C=moyen普通、D=insuffisant不十分、E=très insuffisant大変不十分(?)の5段階)
集団生活、学習態度、フランス語、算数の4つのカテゴリーに複数の評価欄があり、全44の評価欄のうち、今年の息子の評価はAが32、Bが10、そしてCが2つ。Bはフランス語の評価に、Cは算数に。
そして最後に先生のコメント。
今年も去年同様「感じの良い生徒。努力家。」と太鼓判をもらった息子です^^
そして一番大事な来年度のこと。
来年CE1に上がっても好しと、ありました。ホッ。
(次の学年にあがるのが当たり前でないここフランス。先生の評価の最後には必ず、次の学年にあがれるかどうかの一言があるのです)

すでに通知表ももらい、今日から夏休みまで、あと2週間。
すでに雰囲気は夏休みです、、、