2008年12月25日木曜日

Joyeux Noël!(メリークリスマス!)

何だか本当にあっという間に一年が経ち、またクリスマスがやってきました^^;
去年は、クリスマス用にと思い作り始めた服が、結局間に合わなかったので、今年はリベンジ。
どうにか、バタバタのなかがんばって間に合わせました^^

パターン:おんなのこのワードローブ 月居良子著
生地:C&S フランネルツイル 

先日自分服を作った生地と同じです。
初めてのお揃いかも。
3m(m/1300円)かって、ふたりぶんとって、まだ50センチほど残ってます。
かなりお買い得でした^^
しかも、本当に暖かく柔らかい、いい生地でした^^

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今年のクリスマスは、去年に比べると精神的&経済的に断然余裕のあるクリスマス。
家の中もこの一年半でだんだん家具が増え、先週買った真っ赤なソファのおかげで、サロン(リビング)もようやくそれらしくなってきました^^

12月に入ってから会う度に「クリスマスのメニュー何にする?」とお義母さん。
なかなか決まらなかったメニューですが、最終的には食べたいものを少しずつ、なかなか満足いくディナーでした^^

今年私が初挑戦したのは、
・白いサングリア(レシピはこちら。白ワインに香辛料をいろいろ入れて数種類の果物を混ぜ一晩寝かせました。最後に炭酸で割っていただきました)
・ヨーグルトアイス&赤いフルーツのソース(冷凍保存してあった田舎で穫ったお義母さんのイチゴ、チェリー、フランボワーズでソースを。ネットで見つけたヨーグルトアイスのレシピ、主人が「日本のレシピだったらフランス人には甘さが足りないから砂糖は多めに入れた方がいい」というので分量以上の砂糖を入れました。私には甘過ぎましたが、他のみんなはそう思わなかったよう。)

主人は、前菜のカエルの調理と、メインのウズラのロティとマロン&ジャガイモのソテーを担当。とってもおいしかった^^

写真を撮りわすれましたが、アペリティフに日本ではポピュラーなウズラの卵のベーコン巻きとベビーアスパラのベーコン巻きを作りました。
日本ではかなりポピュラーでも、こちらでは目にしないメニュー。
フランスでは、ベーコンの薄いのが普通に売っていないので、お肉屋さんに薄くスライスしてもらわなければいけません。
ウズラの卵も缶詰がないので、茹でるとこから始まります。
なので、日本では簡単お手軽メニューも、こちらですると、なかなか手の凝った感が増して、立派なメニューになるのです^^
みんな、とっても喜んでくれて、こちらも大満足でした。

  

2008年12月24日水曜日

cadeau d'anniversaire(誕生日プレゼント)

先週、35才の誕生日を迎えました^^
写真は、友人夫婦からの贈り物。
大きな大きなレシピ本。
スープ、冷たい前菜、暖かい前菜、卵料理、肉料理(肉ごとに別れています)、ハムや臓物、ジビエ、魚料理、野菜料理、ソース、スペシャリテ(フランス以外の国のもの)、デザート、飲み物。
とっても充実した内容で、写真もきれい。

かなり、かなり、うれしいプレゼントで、毎晩したなめずりしながら眺めています^^

2008年12月18日木曜日

robe d'hiver(冬のワンピース)

 

パターン:大人のクチュール 着こなし自由なワンピース×チュニックブラウス 月居良子著
生地:C&S フランネルツイル 杢グレー

久しぶりに自分服を作りました。
自分の服、たまに作るのですが、こちらで紹介するのはこれが初めてです^^

このパターン、実は2度目。
秋に黒のリネンでサイズ7号で作ったのですが、重ね着するには脇が少しきつく、、、
今回はワンサイズアップして作ってみました。

今回使った生地はフランネルツイル。
購入時は「娘にコート」と思って買ったような気が、、、
結局私と娘のワンピースに^^(娘用はまだ未完成)
裁断時、「ワンピースにするにはちょっと厚すぎかな?」と不安でしたが、出来上がってみると張りが適度にあって重ね着にはいい感じ。
そして、なんといてもとっても暖かい!

こちらに来てすぐに存在を知ったフランスのサイト Japan Couture Addicts
このサイト、日本の洋裁本にはまっている人たちのコミュニティー(はい、そんなのがあるんですね〜。日本語がわからない人たちがほとんどのようですが、ジュンク堂などで本を調達しパターンを使っているようです。説明なしで出来るってことはそれなりの上級者、か、もしくはかなりの冒険好き。後者が多い感もあり^^日本のハンドメイドのサイトでは見ないようなアレンジとか布使いがあって、とてもためになります。ハンドメイド好きの方、是非覗いてみてください)で、時間があると見に行くサイトなんですが、そこで後ろスカートをギャザーでなくボックスプリーツにアレンジしている方がいて、今回はそのアイデアを拝借。
ギャザーより簡単に出来て、しかもカジュアル感が減り、よそ行き感アップ^^
気に入りました^^

普段はタートルTにジーンズの私ですが、たまにはこんな風にワンピースを重ね着、てのもありかな、、、と。
気になるお腹まわりを隠せて、しかもなんといっても今風。一石二鳥^^

ただ気になるのは、娘の一言。
出来上がってすぐ着用を娘に披露したところ、
(ニコニコ顔で)「宮崎のおばあちゃんみたい」と。

・・・?

どういう意味???
太って見えるってこと?
おばちゃん臭いてこと?

解釈に戸惑う私です、、、。

2008年12月10日水曜日

fous de neige!(雪大好き!)

昨晩から降り続いた雪で、今朝は辺り一面うっすら雪化粧。
今日は水曜。
学校はおやすみ。
送り迎えのない日でよかった^^


子供たちは、雪がうれしくてうれしくて、、、
寒さも忘れてテラスでおおはしゃぎ^^
(といっても積雪数センチ程度なのですが^^;)




  


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クリスマスまであと2週間ちょっと。
今年はツリーを買う予定が、先日スーパーに行ったものの形のいいものが見つからず、手ぶらで帰ってきた主人。
森でとってきたキヅタを編んでリースに。
子供たちとレゴを使って飾りを作りました^^
今年は、ツリーは我慢して、電飾のみに投資しようかと思案中。

2008年11月30日日曜日

nouveaux pyjamas (新しいパジャマ)

日本にいた時ほどではないものの、こちらに来てからも布買い止らず、増え続ける一方の布達、、、
新旧交代せねば!と数年前に購入した裏毛生地で子供たちのパジャマを作りました。

布はどちらもR&Rさん。
小花柄、形にするまでは、「これは本当に可愛いのだろうか、、、」「派手すぎないか?」などなど?がいっぱいでしたが、いざ出来上がってみると、上下花柄でもうるさすぎず、とても可愛く出来たと自己満足(もちろん可愛い布のおかげです^^)
襟と裾のリブにレースを挟んでちょっとだけデコレーション。(いろんなブログで皆さんがやられているのを見てまねしてみました^^;)

お兄ちゃんの方は、無地のスウェット。
それだけでは、あまりにもシンプルすぎるなぁと、どうやってデコレーションしようかしばらく悩んだ末、アルファベットTとOをアップリケすることに。アップリケしてみたら、そのままだと何だか寂しかったので、「顔にしたら可愛いかしら?」とボタンで目と鼻を、口はミシン刺繍してみました。なかなか可愛く出来たと、これまた自己満足^^



先週は一週間ずっと寒かった。
最高気温も0℃前後の日々でした。
いよいよ冬って感じです。
明日から師走ですね。
気ぜわしい日々に突入です;ー;


   

2008年11月23日日曜日

première neige de 2008(初雪)

写真を撮り忘れました;ー;が、今日初雪が降りました。
今日の気温は最高気温1℃、最低気温-2℃。
ノエルまで一ヶ月。
いよいよ本格的な冬到来?といった感じです。
ちなみに去年は11月10日前後だったようです。

先週半ばからだんだん調子が悪くなり,今週は月曜から水曜まで完全にダウンしてました,,,
ようやく少しずつ調子が戻ってます^^
回復次第また更新に取りかかろうと思ってます。
今しばらくお待ちくださいませ。。。

2008年11月6日木曜日

trousse faite maison(お手製ペンケース)

秋休みに入る時,普段は学校におきっぱなしの本や文房具をすべて持って帰ってきた息子。
9月から使っていたふでばこ(学校が始まってから一度も持ち帰ったことはなく,ずっと学校におきっぱなしの状態)が,かなり悲惨な状態でかばんに放り込まれていました,,,;=;



ものの扱いが悪い!と注意したいところですが,実は,中身に対して,小さめを買ってしまったのは私たちの失敗と自覚していたので,今回は仕方ないということで、容量の大きいファスナー開きの文房具入れを作ってあげることにしました。

パターン:ファスナーポーチ 型紙と作り方はこちらのサイトから
生地:
娘用→表布 お義母さんからもらったマカロンピンクのリネン 裏布 C&Sグログランギンガムカシス
息子用→表布 C&Sオリジナル帆布 ネイビー 裏布 C&Sリネン混ダンガリーベージュ

ネットで型紙を見つけたので,まずは試作に娘用のペンケースを。
手持ちのファスナーが白、ベージュ、紺しかなかったので,それに合わせて布選び。
一見色が派手でしかも要尺の少ない端切れのピンク色リネン,ようやく使うことができました^^
形にすると,派手だと思ってたピンクもなかなかこれはこれで、可愛い^=^



息子には,前回同様「すてプリン」で息子の大好きなトランスフォーマー(一面がオートボッツ,もう片面がデセプティコン。トランスフォーマーに出てくる悪者と,善者らしい。私にはどっちかどっちなのか,いつまでも覚えられませんが,,,)を真ん中に。

    

Tシャツの時は夫が切ってくれたシート,今回は自分で。
カッターでシートを切る作業、けっして好きとはいえません,,,
はっきり言って,私はあまり細かいことに向いていないので。
息子のためと思ってがんばりましたが,自分のためにこんな細かい作業は絶対しないでしょう,,,

まぁ,なんとか,学校再開に間に合ったので,ホッ。
今朝,さっそく文房具を詰めて持っていきました。

=追記=
息子のトランスフォーマー&ポケモン好きは,娘にも感染。
息子にしてあげたすてプリンを見て,娘も「ペンケースにトランスフォーマーやって〜」ですって、、、
どうしましょう、、、
ピンクのペンケースにデセプティコン、、、?
ちょっと考えなくては。

2008年11月4日火曜日

plantation des bulbes automne 2008(2008秋、球根植え)

今年も幼稚園&小学校で球根の共同注文があったので,いくつか注文しました。

去年咲かせることができなかったrenoncule pivoine(正しい日本語名はわかりませんが,八重咲きのラナンキュラスになります)を再度注文。その他は,去年とは別の種類のチューリップを2種(テネシーという赤いチューリップとアンジェリックというほのかなピンクの八重咲きチューリップ)とアネモネを買いました。

去年のチューリップは花が終わったあと,土から球根を出して保存しておいたのですが、保存方法大丈夫だったかな,,,
一応ネットなどで調べてやってみましたが,来年もちゃんと咲いてくれるかしら、,,心配です。

秋休みに入って,すぐ植えるつもりが,先週一週間お天気が悪い日が多く,しかもかなり寒かった(最高気温2度など、、、)ので,ベランダで土いじりという気にならず,今日まで放置、,,

今日は,一転して,暖かく(久しぶりにコートなしで外出しました^^),お天気も良かったので,子供たちと球根植えをしました。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが,二人ともよく働いてくれました^^

ベランダに放置されていたプランターの雑草を一掃し,栄養土を足し,丁寧に球根を植え,水やりして完了。
一仕事おえ、私たち三人は何だか清々しい気分で、来年春見事に咲くであろう花々を想像しながら,プランター達をしばし眺めたのでありました^^

が、、、
その後やってきた夫。
「エ”〜、ここにあった木は???」と絶叫。
え?木?あったっけ????

雑草だと思い、抜いてしまったもののなかには,夫が森でとってきて,植えておいたブナと樫の木(木の赤ちゃん)があった模様、,,;ー;
ゴミ袋に入ったそれらを取り出して,土を払っているその姿は,まさに土まみれになった我が子にヨシヨシをしているかのようで。。。
またプランターに植え直し、私たちがまき散らした土を丁寧に掃除している夫の背中を見て,
「ごめんね,,,」と恐縮する私でした;×;

2008年11月2日日曜日

pourquoi toujours gauche?(どうしていつも左?)

秋休みに入って更新が滞っておりましたが,こちら家族四人風邪を引くことなく元気に過ごしております^^

秋休み入ってすぐ,夫はドイツへボードゲームの展示会を見に。
私と子供たちは今回は泣く泣くお留守番。

留守番中,人を呼べば寂しさも少し和らぐだろうと,息子のクラスメートで去年もいっしょのクラスだったポールの家族を招いて日本食ディナーをしました。
普段人を呼ぶ時は、夫と二人で食事の支度をするので,一人で掃除も料理の準備も接客もしなくてはならず,かなりてんてこ舞いでしたが,それなりに満足いく料理が出来,お客様にも喜んでもらい,楽しいひとときを過ごすことができました。

日本食はあまり経験がなかったようですが,だしからとったおすましをとっても気に入ってくれました。
そうめんとわかめとネギを具に入れたのですが,そうめんの食感もかなり気に入ってくれてました。
あと、トンカツソースもかなり気に入った模様で,トンカツたくさんお替わりしてくれました^^
(フランス人の子供二人いたのですが,二人ともおもちゃで遊ぶのに必死で,食事はほとんど口をつけませんでした^^;)
次回は,子供たちがもう少し食べやすい様に考えた方がいいかな,,,
おにぎりや唐揚げ、コロッケなどもメニューにいれて,,,

お題からかなり外れました;ー;
近況報告はこの辺にして,本題へ。


写真は娘に作った去年のズボン達。
どのズボンも見事に膝が破けてます^^;
しかも,すべて左膝が,,,なぜ???

右膝はほとんど損傷なしなのに,どうして左だけ?

息子のズボンを見てみたところ,同じ様に,左だけが破れてる場合が多いのです。
これって,理由があるのでしょうか?どこの子もそうなのでしょうか?子供は左膝をついて転ぶ???
不思議です^^

まぁ,そういう訳で,娘のズボンをリニューアル中。
ジーンズニ本は,私が学生時代はいていたジーンズをほどいて作りました。
ポケットはやはりレースを付けて,,,(最近マンネリ化してます、、、)
脇ポケットには別布を。チラッと見えてポイントになります。
普通のジーンズ生地だったので,厚さがしっかりあり,家庭用のミシン限界ギリギリでしたが,なんとか針を折ることもなく出来上がりました^^
パターンはいつものpolka dropsさんのクールワイドパンツ。

スパッツも去年のは丈が短くなったので,新しくしました。

パターン:素直でかわいい女の子の服
生地:R&R スパンフライスダークカーキ

かなりいい生地です。もう数年前に購入してあった生地ですが,やっと日の目を見せてやることができました^^
程よい厚さで,冬もこれでいけそう。着心地もとても良さそうです。

  

2008年10月19日日曜日

T-shirts Transformers(トランスフォーマーTシャツ)

   

下の子にアップリケをしたあと,上のお兄ちゃんにはどうやってTシャツデコレートしてあげようかなぁ?と思案中,アクリル絵の具で洋服にステンシルする「すてプリン」というのを見つけ、やってみたくなりました。

http://nekopanslowdialy.blog74.fc2.com/blog-category-6.html

美術系の夫にはTシャツに絵の具でプリントなんて目新しい技術ではないようですが,私的には「へ〜そんなことできるんだ〜」と新発見だったのです^^;

プレーンTシャツを二枚まず作りました。

パターン:R&Rソーイング基礎book Tシャツ長袖 サイズ120
生地:R&Rスムースニット スパンフライス 紺 モカ

それから、ネットで見つけた息子の大好きなトランスフォーマーの善玉&悪玉の顔をシールシートにプリント。
カッターで丁寧に切り抜き(そういう細かい作業はいつも夫まかせです)、Tシャツにはり、ステンシルの方法でアクリル絵の具を塗っていきます(私の案で始まった話だったので,絵の具塗りは自分でやりましたよ!もちろん,夫にお手本を見せてもらってからですが,,,)。

しっかり乾いてから,アイロンで定着させます。

初めてにしては上出来ではないでしょうか^^
息子もとても気に入ってくれました。

2008年10月15日水曜日

pyjama avec champignon appliqué (キノコアップリケのパジャマ)

今週ドイツから日本人の知人(元生徒さん)が家族と泊まりにきます。家の片付けはもちろんなのですが,とりあえず、娘のパジャマを新調しました^^(おかしいですか?)

パターン:上→R&RラグランTシャツサイズ100 下→「女の子のおしゃれ服」ニットロングパンツ サイズ100

パターンは上の袖と裾に切り替え5センチ(縫い代1センチ込)を加えた意外は、どちらもサイズ通り。
ポイントにC&Sのリネンピンドットベリーとリネンガーゼの端切れを使ってキノコのアップリケ。

シンプルですが,私的には可愛くできたんじゃないかな、とM^^M

はじめ娘に「キノコにしようっかなぁ」と相談すると,どうも彼女は晩ご飯のメニューの相談と勘違いしたらしく「キノコはイヤァ〜!!!」と激しく拒絶。
パジャマが出来上がってみると,「なぁ〜んだ」と自分の勘違いに気づき恥ずかしそうにしてました^^

娘もアップリケとても気に入ったようで,このパジャマ以外着てくれなくなり,それはそれで困ってます^^;

2008年10月11日土曜日

le noyer de chez la mémère(おばあちゃん家のクルミの木)

久しぶりにおばあちゃんの田舎の家へ。今日の仕事は,クルミ拾い。

高さ10メートル(主人談)の巨大なクルミの木は、生前主人の祖父が植えたそうです。
一度枯れかけたものの,ある年なぜか突然元気を取り戻し,その後スクスク成長を続けているという木^^
毎年たくさんのクルミを実らせています。

現在空き家状態の田舎の家は,草の手入れが不十分なため,落ちたクルミを見つけるのは一苦労;ー;
足で探っては一つ拾い、草を分けてはまた一つ拾い、、、
腰を屈めての作業は大人には辛かった。

娘も参加してくれたので,たくさんのクルミを収穫できました^^

クルミ,そのままで食べるか,サラダに入れるかで,レパートリーが少ないのが難。
(お義母さんはタルトも作りますが,なんせかなりのカロリー、、、たくさんは食べれません)

何かおいしいおすすめレシピあったら教えてください^^
 

2008年10月3日金曜日

devoirs en France(フランスの宿題)

九月から小学校に入った息子。
息子にとって新しいことだらけなのは言うまでもありませんが,私たち親にとっても新しいことが続きます^^

そのうちの一つが「宿題」。
やる側でなく,やらせる側になった今,それはそれで大変なのです^^;

新学期始まってから三週間くらいは連絡帳に先生が宿題の内容を記してくれていましたが、
最近になって,息子の字で書かれていることが多くなってきました。
おそらくはじめは先生が、そのうち子供が字を書ける様になってきたら子供自身で,という形でしょう。
(一ヶ月で黒板の字(筆記体ですよ!)を立派に書き写せる様になったのにはただただ感心)

たとえば、

・lire la page 15(教科書を読む)
・mots 3(単語の練習)
・jouer avec des nouvelles étiquettes(単語の書かれた紙切れで遊ぶ)

といった感じで記してあります。
わりと簡潔です^^

教科書を読む,これはわりと簡単。
今のところ,ほとんど暗記状態なので,スペルを把握して読んでいるというよりは,話の筋を記憶していて,詩の暗唱の様に読んでいる感じ。
それでも、スゴイ!
ついこの前まで幼稚園でノホホンと暮らしていた息子が、一ヶ月であっという間に立派な「字が読める小学生」です!(今のとこまだナンチャッテですが、、、)
記憶力にはかなり自信のある息子。
覚える,ことには強いようです^^

単語の書かれた紙切れで遊ぶ、これもわりと嫌がりません。
先生手作りの単語が書かれた小さい紙切れをつかって復習するのですが,(写真はそのétiquettesを使って復習をしているところ)
複数の単語の中から,自分で必要な単語を見つけ,文章をつくったり、あらかじめ文章をつくっておいてその中から一つ単語を抜き取り、足りない単語を子供に探させたり。
遊び感覚で復習できて、負担があまりない感じ^^

一番嫌がるのは,やはり「筆記」を要する宿題。
単語の練習は、はじめの頃は泣きながらやってました^^;
机に向かう,正しく座る,鉛筆を正しく握る、時間をかけて正しく書く、線の上にまっすぐに書く,などなど難関ばかり。
こちらもついつい,あ〜でもない,こ〜でもないと厳しくやってしまってました、、、
(自分で注意しておかないとあっという間に角の生えた教育鬼婆ママになってしまいます;ー;反省)

なんといっても,線の上に大きさを考えて規則正しく文字を書くのが難しく,最初は本当に苦戦してました。
新学期が始まり,一ヶ月経ちますが,ようやく線の上にそれなりに行儀よくアルファベットが並ぶ様になってきました^^
学校のノートをみても、数週間前にはQuelle écriture!「なんて書き方(字)だ!」という厳しい先生からのコメントがあったものの、最近ではSuperbe!「すばらしい!」という褒め言葉も貰える様に。
とにかくその上達には目を見張ります。
がんばってるんだなぁとただただ感心するばかり。

ちなみに,フランス式の筆記体、私もお手本を見ないと難しい,,,ので、私のお手本自体を息子が訂正することも^^;
お手本が間違っているのは良くないので、最近はマックで文章をタイプして(フランスの小学校で使われる筆記体の書体をネットでダウンロードして使ってます)お手本として使ってます。
時間がある時は,息子にタイプさせます。
そうすると,タイプの練習にもなるし,なんといっても鉛筆だけじゃなく,「マシーン」(大げさですが,コンピューターもマシーンの一つですもんね)を使うことで,いわゆる「お勉強」から少し慣れ,子供も嫌がりません。

ちなみに、、、
保護者会での先生の話によると,フランスにはdevoirs écrits(筆記の宿題)を禁止する法律があるそうで(1956年に制定)、基本、宿題とは詩の暗記や授業の復習など20分程度で終わるべきもの、と様々な条例その他にあるようです。(ちなみに、小学校の話です。中学以上はまた違う話のよう)
ただ、実際問題、多くの小学校で筆記を要する宿題が出されているのが現実のようで,「宿題」は議論を呼ぶ話題のようです。

sondage:pour ou contre les devoirs à l'école primaire

私個人的には,宿題は「今日やったことを見直す復習」であり,親としても子供が学校でどんなことを勉強しているのか知るきっかけになるので,あっても良いと考えますが,反対意見の中には,「働いて帰ってきて,うちのことだけで手一杯。子供の宿題まで見る余裕がない」「余裕がない時に宿題を見てイライラして子供にあたったりしたら、かえって子供に良くない」「一日6時間と授業時間がすでに長いので,家でまで勉強する必要はない」「すべての親が子供の勉強を見る能力がある訳ではない。」など様々な意見があるようです。

確かに,私は専業主婦で,主人は自宅で仕事をしているので,時間に融通が利き家事も手伝ってくれる,主人も私も大学卒で子供の勉強を見れる能力あり,となれば,子供の宿題を見ることなどたいしたことはありませんが,実際そういう環境下にない保護者は多く,反対意見も十分理解できます。

出来れば,子供が自分でやるべきことを自覚し実行,親は口出ししない,というのが理想ですが,小学校に入ったばかりということ,そしてなんといってもフランス語レベルでまだまだ援助が必要な息子。
学校で遅れを取りすぎない様に,同時に「勉強」が重荷になりすぎない程度に、家での復習見守っていきたいと思っています。

2008年10月1日水曜日

cadeaux de l'automne(秋の恵み)

秋です。
味覚の秋です^^

キノコ、今年は去年以上に穫れています^^
(といっても,私が穫ったのではなく義母と義祖母と夫の収穫です^^;)

一番良くするのはオーソドックスにベーコンとキノコのバター炒め。
キノコの味が生きます^^

和風きのこご飯も作りました。
どんなキノコでも醤油風味は合います!
「いいにおいがするね〜」と娘も気に入ってくれました^^
(でも結局はキノコを全部よけてご飯のみ食してましたが,,,)

いろいろなキノコがありますが,個人的には日本のキノコが恋しいです〜;m;



写真左から,pied bleu(と思われる)、bise、cèpe(正式にはBoletus edulis=ヤマドリタケ。イタリア語でポルチーニのことだそうです。アンズタケ、トリュフと並び珍重されている香りの良いキノコです。)pied de mouton(カノシタ)

2008年9月30日火曜日

habits pour l'automne 2008 vol.2(秋服vol.2)

ぐっと気温が下がり,めっきり秋めいてきました。
最低気温は10度を下回り(今週は2℃とか3℃の予報の日もあります;ー;)日中も15度前後です。

いつも通り、マイペースではありますが(^^;)少しずつ秋物縫っています。

まず娘にブラウス。
パターン:「素直でかわいい女の子の服」まのあきこ著 フラットカラーのブラウス 身丈と袖丈をのばして秋仕様に。
生地:妹から譲ってもらったもの 起毛コットンかな?

自分では買わないような花柄ですが,せっかく貰ったのでさっそく仕立ててみました。
本にあるのと同じような赤の花柄。
裾の広がりが可愛いAライン。フラットカラー初めての試みでしたが,かわいい!
後ろボタンになります。
同じパターンで生地を買えてまた作ってみたいと思える,可愛いパターンに大満足^^


    

次は息子と娘にトレーナー。

パターン:息子→R&RラグランTシャツ120 
     娘→「おんなのこのワードローブ」月居良子著から原型を拝借.肩開きにしたり,袖ゴムにしたり所々アレンジ
生地:C&Sで数年前に購入したスウェット地

かなり寝かせてしまった生地。
ようやく形になりました。
厚すぎないか心配でしたが,逆にほどよい厚さが良かったようです^^
糸調子が思う様に出来ないミシンなので,いつも,つってしまってニットは特に縫うのに苦労しますが,今回はなかなかの出来で満足満足^^
息子にはヒッコリーで後ろに長方形&前に三角のポイント、肩ポケット(ジーンズのはぎれとヒッコリー)でちょっとだけデコレーション。肩ポケット,適当につけてしまったら,位置が少し高すぎました^^;

娘には,袖口と裾にゴムを入れて。袖にレースをあしらって。
シンプルかわいく出来ましたが,身丈が少し短かった。
ゴムを入れてることもあって,上にあがっていっておなか、見えちゃいます;ー;
面倒だけれど,長く着てもらいたいので,裾をほどいてリブを足して長さ調節し直そうと思います。


   

2008年9月29日月曜日

bilan des rentrées(新学期の様子)

新学期が始まって,三週間が過ぎました。

下の娘は,最初の一週間は教室に入るのを嫌がり、一度は泣いて大暴れ。
最終的に先生に抱きかかえられ連れて行かれたこともありましたが,その後は徐々に慣れ,現在は特に問題なし。

去年一番仲良くしていたお友達と別のクラスになってしまったのが残念ですが,去年のクラスの半分は今年も一緒。
(フランスはベビーブーム真只中!娘のクラスも32人とかなり多め;ー;)
新しい友達も出来て楽しくやっているようです。

去年までは午前のみだった幼稚園も,年中さんからは午後も登園。
お昼寝の時間は基本的にないのですが、どうも,午後の始まりに各自の席についたあと,顔を腕の上に伏せて「休憩する」時間があるようで、その時に本格的に眠ってしまう子供が2〜3人いる模様。

ある日先生に呼び止められ,「お嬢さん、眠るんですよ,午後」と言われ,ビックリ!
なぜなら、うちでは,お昼寝は,ほとんどしたことがないから。。。
なのに、なぜ???うちの子が眠る???幼稚園、退屈ってこと???

「しばらく午後だけ下のクラスに入れてお昼寝させましょうか?」と提案され、「それっていい解決案?」(私的には,下のクラスに入れられるって言うのは、イコール「ようやく年中クラスになったのにまた赤ちゃんクラスに戻される」と本人は感じるんじゃないか、という不安がありました。学年かわって早々、他の子はクラスで活動してるのに自分だけ他のクラスに連れていかれお昼寝、、、、不安定にならないかなぁ、と思ったりしたのですが、皆さんだったらどう思われるのでしょうか?)と少し不満でしたが,義母に話すと,「眠るって言うことは体がそれを必要としてるってことでしょ?眠いんだったら眠らせればいい」と彼女らしい意見.で、夫も義母に賛成だったので,先生に頼んでそうしてもらうことに。

が、案の定,娘が嫌がったため、先生も強制はしたくないということで,今のところは自分のクラスで眠っている模様。
一度だけ,「今日は眠らなかったよ!」とかなり誇らしげに報告してくれた娘でしたが,最近少し風邪気味で疲れているのか,その後もお昼寝継続中の模様。

模様、,,。そうです,こちらには連絡帳というものがなく,今日はどんな活動をしたのかとか,幼稚園でどんな様子だったかなどの先生からの連絡は何もありません,,,日本の保育園の細かい連絡に一度慣れてしまっているので,こちらのやり方はかなり物足りなく感じてしまいます;m;

まぁ,娘の方はこんな感じです。
今週木曜に,午後の校外活動に引率で参加することになっているので,新しいお友達の顔を覚えてこようと思います^^
(お父さん&お母さん方と話をする機会があることも密かに期待しつつ、、、)

息子の方はというと,,,
新学期が始まってから一週間ほど経った頃でしょうか。
校門のところで先生に「ちょっと話が,,,」と呼び止められました。
「よくクラスで泣くのですが,(しかも号泣するんですが)普通ですか?」と。。。
号泣???
そんな話は息子から全く聞いていなかったので,寝耳に水でこれまたビックリ。

こちらにきて一年。
会話レベルはそこそこ出来る様になったものの、やはり筆記となると,3歳からアルファベットを勉強するこちらの子供たちに比べれば遅れがあるだろうし、先生の指示が理解できないということも考えられるし,他の子が出来ることを自分が出来ないやるせなさとかもあるだろうし、、、と,そのとき思いついたことをとりあえず先生に言うと,
「え?」という顔。
「話す時に少しアクセントがあるなぁとは思ってましたが,こちらにきてまだ一年なんですか?あ〜,それなら話はわかります」と先生。
「え?話、幼稚園からなかったの?」と思ったのは私。
幼稚園終了時の成績表(担任の先生からのコメントつき)は小学校にそのままあがってるので,私はてっきり幼稚園の方から援助の必要な子についての情報もいってるかと楽観視していたのですが、,,
勝手な甘い思い込みだったようです;×;

そういう訳で,夫に電話をしてもらい,先生と個人面談の約束を取り付け、ゆっくり話をしに後日学校へ。
予想通り,補習が必要ということで,詳しい説明をしてもらって少しホッ。
基本的に,息子は勉強いやだとか,学校に行きたくないとか不平不満を漏らしたことは一度もなく,どちらかというと楽しく通っているので,あまり心配はしていないのですが、勉強については,やはり心配もあります。(なんといっても留年だけはさけたいので^^;)
去年もそうでしたが,補習はずいぶん助けになっていたようなので,今年も出来ればその恩恵を受けたいと考えていたので,希望通りに進み安心しました。

ただ、、、、
補習、いわゆるsoutienと呼ばれるもののことなのですが,これまでは学校外にある公的な組織RASED ( Les Réseaux d’Aides Spécialisées aux Elèves en Difficulté) から特別指導員が学校に来て、援助の必要な子供たちの力になってくれていた(息子も去年幼稚園でRASEDから派遣されてくる指導教員の援助を受けていました)のですが,どうも話によると,その組織の人員&経費が大幅に削減されており、組織存続の危機と言う話。

今年から,土曜日の授業がなくなり,週四日制(週24時間授業)に。
その代わりに援助の必要な子供に年間60時間の特別補習を担任教員が行うという新しい方針が打ち出されており,どうやら,このシステム導入とともに,特別指導員の撤廃をはかりたいのではないかというRASEDや保護者会側の危惧。(一般教員にその仕事を割り当てていく方針ではないかと)
幼稚園の保護者会でもこの話題で持ち切りで,かなり先生たちも熱くなっていました。(去年にもましてストが多くなる予感、,,)
幼稚園にしても,小学校にしても,一般の教員は、RASEDの特別指導員のような特別に問題を抱える児童を指導できるような資格は持っておらず、教員の間でもこのRASEDの援助なしでは大変だという話を幼稚園の先生はされていました。

いつもの問題ですが,こういう話は,問題に直接関わる人間が限られる(問題を抱える児童の親そして教員&指導員)ので、力が弱く,国民レベルでの問題意識にまで至らず,政府の決定を覆すことはまずないかと、私個人的にはかなり悲観的です。
とはいうものの、子供を持つ親として,一市民として,この組織が存続するために出来ることがあれば,当然のことながら参加して行きたいと思っています。

話が少しそれました^^;
上に書いた様に,今年の大きな変化は週四日制の導入。
小学校では,援助の必要な児童のみに補習を提案するということで,息子は他二名の児童とともに週二日、始業前の8時から8時30分補習を受けることになり,今日からその補習が始まりました。
(そのため今朝は,7時45分まず息子を連れて小学校へ。その後一度帰宅して上着を脱ぐ暇もなく8時15分、今度は娘を幼稚園へ。いい運動にはなりますが,寒くて雨の降る日にこの2往復は,,,考えるだけでゾッとします;×;)

幼稚園の方は,まだ最終決定には至っていないようですが,幼稚園側からの提案は「午後の時間を15分早くずらして,終業時間を16時30分にし、終業後16時30分〜17時10分の40分間を補習にあてる。補習の対象は援助の必要不必要に関わらずすべての児童で、最終的に補習を受けるか受けないかは保護者の判断に任せる。補習は5〜6人の小グループ制で行われる。」というもの。
新学期が始まって一週間後に開かれた保護者会で,突然そう告げられ,当然のことながら保護者の中からは不満の声が,,,

うちのように、幼稚園と小学校どちらにも子供がいる場合,今までは下の子を迎えにいったあと,隣にある小学校の前で上の子が出てくるのを5分ほど待てばいいだけだったのですが,これからは20分待たなければいけなくなります。(下の子が補習の日は上の子と20分外で待つわけです)
うちの場合,20分で学校ー自宅を往復できないので,一度うちに一人を連れてかえって出直すというのは時間的に無理。
これからの季節を考えると,かなり暗〜くなるのは言うまでもありません;ー;

2008年9月5日金曜日

parlons un peu d'argent(お金の話を少し,,,)

フランスにはallocation familiale(家族手当)の制度があります。
うちも,例に漏れず,引っ越してすぐに手続きをしたので,毎月200ユーロ弱の手当をもらっています。
手当の額は,家族の収入や,子供の年齢&数などで決定されているようです。
(日本ではこの手の手続きはすべて私がやっていましたが,こちらに来てからは主人にすべて任せているので,考えてみると詳細をあまり知りません,,,こんなんじゃぁいけませんね,,,調べておきます;m-m;)

これに加えて,フランスでは6歳から18歳の子供を持つ家庭にallocation de rentrée scolaire(新学年を迎えるにあったての手当)がでます。
もちろん,国からの手当なので,一定額以上の収入がある家庭にはこの権利はありませんが、そうでなければ、allocation familialeに登録さえしていれば,特別な申請をしなくても自動的にもらえます。

我が家の口座にも八月下旬に272,59ユーロ(4万円強)が振り込まれてました^^

ちなみに、小学生,中学生、高校生と手当は上がっていきます。

この手当は,昨日紹介したような学校指定の必要文具を揃えるためであり,新年度をストレスなくスタートさせる為に,保護者としてはとてもありがたいシステムだと思います。

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夏休みの間にあった話。

こちらフランスではガス料金は月々一定料金を支払います。
去年引っ越してきたとき,何も考えずにガス会社から提案された月々46ユーロ(7000円)の一定額を支払う方法にしました。
そしたら、7 月のある日,400ユーロ(6万円くらい)くらいの超過料金の請求書が届いたじゃぁありませんか!
一括で6万支払うのは,痛かった,,,

それなら,日本のように使った分だけ毎月請求が来てくれた方がいい!とおもいませんか?
それなら,毎月請求書を見ては「あ〜今月は使いすぎたな」とか「今月は少しお金浮いたな」とか考えながらエコノミーもエコロジーも出来ると思いません?

起こってしまったことは仕方ありません。
今年は,考えて,節約しようと思います。

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写真は新しく9月1日から流通が始まった5ユーロ硬貨です。
先日郵便局で切手を買った際,おつりの中に入ってました^^
「はいどうぞ新品ピカピカ」と言って満面の笑みで郵便局のおじさんに硬貨を渡された時、ニュースを知らなかった私はしばし「?」の顔で固まってしまいました^^;(気づいたら最近全然ニュースを聞いてませんでした,,,)

調べてみると,この硬貨、銀製で200万個限定。
購入不可。郵便局でおつりとしてのみ配布されるということです。
そして、コレクションのためのものなので,フランス以外の国(ユーロ圏内でも)では使えないそうです。
貴重なものを,偶然手にしたということですね。
何だかどんどんうれしくなってきました^^
大事にとっとこっと^-^

追記:今ebayでも検索してみたら、オークションにでてるじゃありませんか!一番高いもので51ユーロの値がついています!
あー,うっかり使ってしまわなくって良かったぁ^^

        

2008年9月4日木曜日

rentrée 2008-2009(2009年度新学期)

いよいよ始まりました,新学期。
火曜日8時半、夫は息子と一緒に小学校へ。
私は娘と一緒に幼稚園へ。
門が開くとドドドっと保護者&子供たちは校庭へ。
クラス名と子供たちの名前のリストが張られたパネルが校庭の真ん中にポツンとあり,そこで保護者は自分の子供の名前を確認してクラスに各自連れて行くかたち。
娘の通う幼稚園には年少・年中・年長それぞれ2クラスあり,各クラスはだいたい25名程度の編成。

クラスに一番乗りだった娘。
はじめは私にくっついて離れませんでしたが,次々に他の子供たちが到着し、顔見知りを見つけると,ホッとしたのか,
テーブルに用意されていたパズルを始め,去年のように泣くことなく「じゃあとでね」と笑顔でお別れできました^^

夫の話によると,息子の友達の中には泣いている子もいたようですが,息子は泣いたり嫌がったりすることなく,
先生方の指示に従ってクラスごとに校庭で整列して,その後先生につれられ校内に入って行ったそうです。
(幼稚園と違って,小学校は保護者が校内に入ることはありません。今日は例外的に校庭の中に入れたようですが,普段は門の外でお別れします)

幼稚園の受け入れは8時20分から8時50分と余裕があるのですが,小学校からは8時30分時間厳守!
(早く行っても門は開いてないし,遅く行けばもちろん門は閉まってしまいます;_;)
午前の終業時間は幼稚園とかわらず,11時30分。(幼稚園は11時25分から11時30分の5分間の間にお迎え。小学校は30分になると子供たちが門から出てきます)
午後の始業は13時45分,終業は16時45分。
今年から土曜の授業がなくなって,週四日制が導入されます。
ただ、話によると,授業に遅れている子供たちのための補習が土曜に組まれる予定で,息子も行くことになると思うのですが,いつから始まるかなどの話はまだありません。おそらくは来月からでしょう。
その前におそらく保護者会があると思うのですが,その日程もまだ未定のよう。

覚え書きのために、ここで学校から指定された文房具他リストをご紹介。
・1 sac d'école rigide (tout livre abîmé devra être remplacé)
・1 trousse
・2 crayons de papier HB
・1 taille-crayons avec réservoir
・1 stylo à bille vert
・1 stylo à bille bleu
・1 gomme blanche
・2 bâtons de colle grand format
・1 règle plate 20 ou 30 cm
・1 paire de ciseaux à bouts ronds
・1 ardoise velleda avec un côté comportant des lignes+chiffons+2 stylos velleda
・1 boîte de crayons de couleur
・1 boîte de feutres
・1 vieille chemise ou blouse à manches longues pour la peinture
・1 boîtes de mouchoirs familiale
・1 paires de ballerines dans leur sac en tissus
・1 enveloppe timbrée avec impérativement le nom et l'adresse du père
・1 enveloppe timbrée avec impérativement le nom et l'adresse de la mère

上から
・通学用かばん
→教科書は学校からの貸し出しになるので,年度末、本の傷み具合によっては本代を払わされる可能性があります。そのため,しっかりした作りで防水加工してある鞄が要求されます。基本的に背負う型のものが多いですが,ここ最近はミニキャリー型も多くなってきました。うちの息子は,ちょっとしっかり目のリュックにしました。(それしか見つからなかったというのがほんとの話.気に入るデザインの鞄 がなかったので,,,
・ふでばこ
・HB鉛筆2本
・鉛筆削り(削りかすがたまる部分がついているタイプ)
・緑ボールペン1本
・青ボールペン2本
・白い消しゴム
・大きいサイズのスティックのり2本
・20センチもしくは30センチの定規
・先の丸いはさみ
・ホワイトボード
→ardoiseを辞書で引くと「石盤」とか「電子辞書」とかでてきますが,,,ardoise velleda(velledaはどうもブランド名のようですが,,,今では,名前としてしか残っていないようです)というと言わずと知れた小さいサイズのホワイトボードで専用のペンで書いたりchiffon(布ですが,基本的にはフェルトのペン消しがついています)で消したりできて、一面が真っ白,もう一面が線付き。
・色鉛筆1箱
・ペン1箱(多色展開のフェルトカラーペンのことです)
・絵の具を使った作業の時に着用する長袖のシャツ
→古いシャツやブラウスとありますが,本当に古着を持って行く子供がどのくらいいるのか,,,
ボタン開きタイプのスモック(コットンだったり,防水加工のものだったり。赤ちゃんの食事エプロンを大きくした形だったり。)いろいろ可愛い市販品も目にしましたが,今年は簡単なスモックを自分で作りしました)
・箱ティッシュ1箱
・体操用シューズとそれを入れる袋
・父親の住所が書かれた封筒、要切手
・母親の住所が書かれた封筒、要切手

すべての持ち物に名前を書いて,ということだったので,前日はペンやエンピツ一本一本に名前付けの作業。

ちなみに,お昼に帰宅する時は,鞄は学校においておくようです。
でも,朝晩は,宿題や連絡事項が書かれた小さいノートに,フランス語の教科書、算数の練習帳(かなり大きいドリル)文房具一式(どうも学校に持ち物をおいておくところはない模様)を鞄に入れて登下校します。学年があがるにつれてかなりの重量になるという噂。
出来るだけ,自分でもって登下校させようと思いますが,現実問題無理そう、、、

まぁ,こんな感じで2009年度始まりました。
留年ということがないよう,(それが一番の心配)ガンバって指導して行こうと思います!

2008年8月29日金曜日

habits pour l'automne 2008(秋服)

      

夏休みが始まったばかりの頃は,毎日毎日どうやって二ヶ月過ごそうか,,,と頭を悩ませていましたが,なんということはありません。
特に何もしないまま二ヶ月はあっという間に終わってしまいました;ー;

火曜日から息子はCP(Cours Préparatoireの略。小学校一年目になります。)、娘は幼稚園の年中クラスに進級です。
フランス生活二年目。
少しは学校にも慣れた子供たちでしたが,長い夏休みを挟んで、新学期どうゆう反応になることやら。
心中不安でいっぱいです,,,

日に日に秋めいてきたので,秋服を作ってます。
ブラウス二点。

写真左
パターン;サン・プランニング ヨークチュニック 
生地;HARU シンフォニーチョコ

初夏にも作ったヨークチュニック、今回で二着目になります。
今回は,袖を9センチのばして長袖に。
手持ちの服と比べて袖を伸ばしてみましたが,あと1、2センチのばして次回は作った方がよさそう。
生地は春先にHARUさんで購入したもの。
写真ではわかりにくいのですが,水色の小さい小花模様がちりばめられています。
落ち着いた小花模様で気に入っています。
サンプラさんのこのパターン、可愛い上に,作ってる過程も楽しめる(ストレスなく作れる)のでとても気に入っています。
(前回失敗したヨーク部分も今回は失敗なく出来ました^^)

写真中央
パターン;荒木由紀著「女の子のおしゃれ服」スタンドカラーブラウス サイズ100
生地;もう5年ほど前に購入した strawberry cottonのパターンと生地のセットに入っていたスラブダブルガーゼ
 
「女の子のおしゃれ服」に掲載されているパターン,着々と作品にしています^^
妹にアドバイスを受けながら初めて作った自分服の残反。
かなり縫うのに苦労した生地で忘れられない思い出です。
ミシン生活数年になり,昔に比べれば腕が上がっているはず、、、
それでも,やっぱり縫いづらかった。
この生地これでようやく端切れを残すのみとなりました。
なんとなくホッ。
本の掲載事項に混乱するところがあり,メールで出版元に問い合わせを余儀なくされたり。
サイズも肩や袖丈はジャストなんだけど,丈が短すぎて,完成後ほどいて裾に別布足して端始末することに;=;
出来上がってみると,それなりに可愛いのだけれど,面倒くさかったな,,,,
もっと,ストレスなく作れる方法ないかしら、,,
少なくとも次回はサイズ調整と,生地選びを慎重にしようっと。

もう一つ小物も。

写真右
パターン;まのあきこ著「素直でかわいい女の子の服」ふっくらポシェット
生地;表<qui na rie リネンプラム 裏<HARU パスピエ バイオレット

qui na rieさんがまだcocotte blancさんだった頃に購入したリネンプラム。
人気なのもうなづける素敵なカラーリネンです。
ケチ買いして少しずつ使ってきましたが,そろそろ残りわずかとなりました。
本で紹介されているリボン仕様にするには十分な要尺がなかったので今回は何の変哲もない肩ひもに。
まぁ,シンプル可愛いポシェットになったと思います^^
ちょっと寂しくも感じるので,名前つけもかねてちょっと飾りを作ってつけてみようかと思案中。
来週からの幼稚園の登園に活躍してくれることを祈りつつ。