2010年7月18日日曜日

ca va chaudement!(元気よ,暑いけどね)

暑い日が続いているフランスです。

最近は,挨拶のとき,"ça va?" "oui, chaudement!"というやり取りをあちこちで耳にします。
日本語にしたら,「元気?」「ウン元気よ!それにしても暑いネ〜」(「暑いけどまぁなんとかやってるわ〜」とか?)てな感じでしょうか。

暑い日(35℃前後)が続くと,嵐がやってきて、気温が一気に下がる(10℃以上気温が下がるのは当たり前,それも時間をあけずに一気に来ます),というのが一般的なのですが,
ここ一ヶ月くらいは嵐が来ても一夜限りの雨&風で,翌日の午後にはまた何もなかったかのように真夏日に。
(一昨日は少し肌寒かったかなぁと思ったら昨日はまたものすごく暑く,今日は昨日の暑さいっぺん25℃前後の涼しさ。今日はとっても過ごしやすいです)

日本だったら,夏なんだから夏の気温が秋まで続くのは当たり前、
でしょうが、フランスでは暑い日が続くというのは,ちょっと異常。

しかも,日本のように冷房設備がない国なので,こんなに暑いと、家の中も30℃を超すような状態になるわけです。
最近は、一日中
「アツイ,,,;ー;,アツイ,,,;ー;」
と呪文のように勝手に言葉が口をついて出る始末。
夏休みに入ったら,,,と計画していた大掃除や片付け&ミシンの作業もなかなかはかどらず,イライラの募る毎日です。

ちなみに。
冷房を持たないフランスの多くの家庭では,暑さ対策として、暑い時は雨戸を閉め切って日差しを遮り,家の中を涼しくするのが一般的。雨戸を閉めると,一気に家の中は涼しくなります。
(日本は空気自体が暑くなるので,暑い時に雨戸を閉め切るなんてあり得ませんが,こちらは暑いのは単に太陽の照りに寄るものなので,公園でも道ばたでも,木陰は涼しいのです)

が,
そのかわり日差しを遮るので,太陽光もなくなり,薄暗い中で一日を過ごすことになります。。。
私は、常夏宮崎生まれだからか,太陽がないとダメ。
天気のいい日にカーテンや雨戸を閉め切るなんて,いくら暑さ対策といっても論外です。

あ,そうそう,冷房対策の話をしていて,思いだしました。
そういえば,先日カルフールに買い物にいった時,スッバラシイ!ものを見たんでした。
それは,ダイソンが出した羽根のない扇風機!
こちらで商品説明見れます→http://www.dyson.co.jp/

これ、すばらしい!
なんで今の今まで羽なしが出てなかったのか知りませんが,羽なし扇風機、画期的です。
しかも美しい!
即購入!と言いたいところですが、お値段、,,かわいくありません、、、
299€。
10分の1の値段だったらもちろん即買いしてるのですが、、、

同じ日、セールで割引になっていたので18€でプールを買っちゃいました。
うちのテラスに入るかしら、,,と心配になるくらい大きい。。。(直径240cmの円形)
水を入れてる間中、「ちょっともういいんじゃない?!水道代エラいことになるよ,キット.もうやめて〜!もうそのくらいで十分遊べるじゃん!」と水の量におののき不安を隠しきれない私。
ムスメも夫君も,「いいじゃん初めてなんだから一回くらいいっぱいになるまで水入れさせてよ」と数十分間水をじゃんじゃん入れて出来上がったプール。
あ〜、恐ろしい,水道代、,,

もちろん,私の心配をよそに,子供たちは大喜び^ー^
ま,夏休みどこにも行かないんだから,これくらいいいか。
1日に何度も水着に着替えてプールに入りにいくうれしそうなムスメ。
ゲームの合間(最近ガレージセールで中古のWiiを入手しちゃったもんで、、、)に,妹に合流するムスコ。
二人の楽しそうな声を聞いていると,まぁ悪くない買い物だったかな,と。
(でも水代考えると,やっぱり毎回水をいっぱいにはるのはどうかと,,,)

 

2010年7月16日金曜日

skateboard(スケートボード)

  
    

毎年,春から秋にかけて週末各地あちこちで催されるvide-grenier(ガレージセール)。
今年も,すでにたくさんのものを購入しました。

その中でも,ムスメのお気に入りは5€でゲットしたスケートボード。
去年の夏、日本で私の地元の夏祭り「港祭り」に行きました。
その時に,スケートボードのプロの人たちがデモンストレーションをしていて,そこで子供たちもスケボー入門を受けました。
かな〜り気に入った様子で,その後もスケボーやりたいと行っていた子供たち。
偶然見つけたスケボーを見逃すことなくゲット,今時間を見つけては乗って遊んでます。

写真は,田舎のおばあちゃんの家の近くにある地区の公民館前に設置されてるスケボーやローラー用の設備。
田舎のおばあちゃんの家に行った帰り,車を止めて,しばしスケボーで遊んだ午後のスナップです。


    

2010年7月15日木曜日

représentation de la chorale 2010(2010小学校の合唱の発表会)

毎年、年度末に行われる合唱の発表会。
去年は学校の校庭にある建物で行われましたが,今年は2年に一度の大きなホールでの発表会でした。
発表会の数日前、何かの時にサラッと「マイクで詩を朗読する」と話してくれたムスコ。

「え?ひとりで?」
「うん」
「なんであんたがえらばれたの?」
「僕の声はtimide(おとなしい)だからだって」
「???」

サラッとだったので,あまりたいしたこととは思わず,最初は気に留めず。
でも,だんだんと親の私の方が心配に。

何度か,「どんな詩なの?」と探りを入れたりするものの,どうも暗記している感じはなく,しかも緊張してる感じもなく。

当日。

届いたばかりのビルケンをはいて、走って出かけたムスコ。
家を出て五分もしないうちに大泣きで帰ってきました。

派手に転んだ模様。(新しいサンダルのせいね,きっと)
顔から転倒,鼻の頭を擦りむき,唇を切って,顔面血だらけ、,,(涙)
大泣きするムスコをなだめ,とりあえず血を止め、「リハーサル行っても行かなくてもいいよ」とはいったのですが,「行く」と本人はかなり行く気満々なので,とりあえずの応急処置を済ませ,二人で急いでリハーサルに向かう子供たちの列に合流。
(会場は学校から20分くらいのところ。子供たちは数人の保護者と引率の先生に連れられ徒歩で会場に向かうところでした)
鼻も,口も腫れ上がって,相当ひどい顔でしたが,それでも行きたいなんて,,(感心涙)

夕方学校に迎えにいくと,先生がおりてきて
「ムスコさん,とっても怖かったようで。リハーサルの時に,お腹がいたいっていってトイレに長いこといたんですよ」
と話してくれました。
もともと血にはメッポウ弱いムスコ。
めげずに行くなんて,大役を果たしたい一心ね,きっと。。。

一度家へ帰って,20時からの本番の為に会場へ向かったのが19時30分。
発表会に集まった子供たち(ムスコの通う小学校の全校生徒はおよそ120人)とその保護者でごった返すホール。
長い長い発表会の始まり,始まり。
高学年の子供が数人順番にマイクに向かって詩を朗読。
次か次かとムスコの番を待った私。
結局,1時間半に及ぶ発表会の間中,そわそわ落ち着かなかった私。
ところが,出番は結局ないまま発表会終了、,,,

???

ムスコの出番,なし?

出てきたムスコに聞いてみると,
「だから,あの聞こえてたのが僕の声!録音した声、聞こえてたでしょ?」

録音?

発表会の間,聞こえてた男の子の声,どこから聞こえてるんだろうとは思ってましたが,まさか息子の声だとは疑いもしませんでした,,,

録音されたムスコの声,全然気づかなかった私、,,

母親失格?!

追記;先生に言ってCDのコピーをもらいました。ムスメが気に入って,毎日のように聞いていますが,ムスコの詩の朗読,何度も聞いてようやく「そうね,息子の声って言われればそうね,あの子の声だわ」くらいになってきました^^
でも,考えてみると,3年前フランスに越してきた時には仏語のフの字も話せなかったムスコが、たくさんの生徒の中から詩の朗読をするのに選ばれるなんて。ちょっと感動。(いまさら?)

   

2010年7月3日土曜日

grandes vacances 2010(2010 夏休み)

あっという間に6月も終わり,7月に入っちゃいました,,,
そして,あっという間に終わった今学年。
学年末は,そりゃもう忙しかった,,,

ようやく夏休みに入り、少しだけ時間に余裕があるので,今月は,学年末に起きた出来事なんかも後追いになりますが,少しずつ更新できたらな,と思ってます。
相変わらずの不定期更新になりますが,出来るだけたくさん更新したいと思ってますので,どうぞよろしく。