2007年12月23日日曜日

Joyeux Noël!(メリークリスマス!)


とりあえずの買い出しは終わりましたが、まだ娘に着せるワンピースが終わりませんT_T
今夜は夜なべかなぁ、、、皆さんは、どんなクリスマスをどこで過ごされるのでしょうか?またお話お聞かせください。
我が家は、24日夕方から主人の母、弟たちと彼らの彼女を招いて夕食をうちでする予定です。メニューは、オーソドックスにエビやサーモン,カエルにエスカルゴ、メインディッシュはカジュアルにムールフリットになる予定です。きっと、わいわいにぎやかな夕食になることでしょう^^

Je vous souhaite à vous tous un joyeux et merveilleux noël ! 素敵なクリスマスお過ごしください。

2007年12月14日金曜日

chansons de noël(クリスマスの歌)

12月に入って、子供たちが学校で歌う歌といったら、やはりノエルにちなんだ曲。私自信も、授業では出来るだけノエルの時期に合わせてノエルの歌を紹介していました。歌いやすさから、選曲はいつも「もみの木」でしたが...。
最近子供たちがうちで口ずさむのは、"mon beau sapin"(「もみの木」)、"petit papa noël"(プチパパノエル) そして "noël jazz"(ノエルジャズ)です。三曲のうち最初の二曲はフランス人なら誰もが知っているとてもポピュラーな曲です。日本人の方でも、曲を耳にすれば「あ。聞いたことある」と感じるのではないでしょうか。三曲目の "noël jazz"(ノエルジャズ)、これは私にとってだけでなく主人にとっても耳慣れない曲でした。で、探してみました。
歌詞は以下の通り。

♪noël jazz♪

Noël, c'est comme un rythme de jazz
Ça commence tout doucement
On n'entend que la contrebass'
Comm' le cœur d'un petit enfant

Et sur ce rythme-là
Noël
Chantez tous avec moi
Noël
Chantez tout bas tout bas
Noël
Doup Doup Doup Doup Doubidouwa
Haaaaahh!!!

譜面&歌詞は下のサイトで見つけました。
http://dsansault.free.fr/Chansons/fr/noel_jazz.html

実際曲を聞いてみたい方は下の3つのサイトがオススメ。
こちらは、ギター伴奏でフォーク調。http://www.issy.com/index.php/fr/parents/petite_enfance/les_ateliers_d_eveil/eveil_aux_chansons/noel_jazz

こちらは、子供たちのかわいい歌声。
http://www.csdraveurs.qc.ca/musique/choralies2002/mp3/Noeljazf.mp3

こちらは、ちょっとしたアニメーションにのって歌詞がでます。
http://www.csdraveurs.qc.ca/musique/noel/noeljazz_chant.html


伝統的な歌以外の歌としては、わりと幼稚園や小学校で歌われている歌のようです。今年は子供たちとこの歌ばかり歌いそうです^^

クラスで今年はいつもと違った曲を!とお探しの先生方、この曲オススメです!
もちろん、学習者の方にもぜひノエルにフランス語で歌っていただきたいです^^

2007年12月10日月曜日

à la recherche d'un sapin dans la forêt…(森にもみの木を探しに…)

sapin de noël(クリスマスツリー)をするなら、作り物ではなく、ぜひ本物のもみの木で、というのが夫の主張でした。この時期、もみの木は花屋をはじめ、カルフールなどの大型スーパーはもちろん、街角に特売市がたったりするなど、至る所で売られています。もみの木を買うのは今年初めてのことなので、まずはじっくり値段を比較。もみの木にも数種類あって、よく見かけるのはépicéa(あまり長持ちしないが比較的安価)と nordmann(長持ちする。高い)で、枝葉が落ちるのが遅いnordmannの方がやはり好まれるようでたくさん見かけました。後は、大きさ、枝振りのよさ、バランス、支え付きか否か、などなど...小さいものは、80センチ位から、大きいものでは200センチを超えるものまで、したは20ユーロ前後から上は50ユーロを超えるものまで。
どれを買おうか、どこで買おうかと、いろいろ考えているうちに、一番お得そうだった地区の予約販売(住んでいるところが園芸農家の多い地区なのでそういうのがあるみたいです)の期日を逃してしまい、他もいろいろ見てみましたが、値段が値段なだけになかなか決まらず、今年はもう断念しようかなぁ・・・と考え始めていました。

そして,今日、日曜日。雨と雨の間を見て、ちょっと森に出かけることに。
義母も子供たちにクリスマスツリーを!と考えてくれていたので、森に適当な木がないか見に行こうということになったのです。そして見つけてきました。念のために言っておきますが、無断で切ってきたわけじゃないですよ!伐採された森林の中から、既に切り倒されていたものを拾ってきたわけです。
(お義母さんの話だと、森の木を勝手に切るのはダメだけど、落ちたり倒れたりしてるのを拾うのはOKだそうです)
義母と夫が危険を冒し、森の奥まで入ってくれたおかげで、200センチ以上ある立派なもみの木を入手することができました(*゚▽゚ノノ゙☆
残念ながら、180℃にしか枝が張っていませんが、壁に立てかけるのにはピッタリ。持ち帰るのは一苦労でしたが、とにかくもみの木が手に入って一安心。明日から、飾りつけ頑張ります!

2007年12月9日日曜日

gâteau au yaourt(ヨーグルトケーキ)

両親が共働きだったため、必然的に料理は小さい頃からやっていましたが、お菓子作りには全くと言っていいほど縁がありませんでした。なので、家でケーキを焼くと言うと私ではなく夫の出番の方が多いのです。そんな夫からとっても簡単なレシピを伝授してもらいました。「とっても簡単」なこのレシピ。実はこれまで数回焼いていますが、成功したのは今回が初めて/(・_・;)\
「とっても簡単」なはずなのにどうして???ということで、夫が焼くところを観察しました。違いは、、、混ぜ方!そう、私の混ぜ方では全然足りていなかったのです。ということで、コツはよく混ぜること。これだけです。後は、市販のヨーグルト(カップ入り)をつかって、ヨーグルトのカップを基準にヨーグルト1、小麦粉2、砂糖2、油1/2(他下参照)など分量は単純ですし、入れる順番も適当でいいので、本当に簡単!うちの(フランスの)定番おやつヨーグルトケーキ、是非一度お試しください^^

<gâteau au yaourt(ヨーグルトケーキ)の作り方>
材料:(*以下の材料はヨーグルトの容器を使って計量します)
・カップヨーグルト無糖1(こちらでは1つの容器に125g入っているのが一般的です。なので、適当なカップヨーグルトがないときは基本をヨーグルト125gにして計算されるといいでしょう。)
・小麦粉2
・砂糖2
・油1/2

他にベーキングパウダー1/2袋(=6g)、バニラエッセンス適量、卵3個


上の材料をボールに入れ、とにかくよく混ぜます。そして、型に入れ(うちでは18センチ型円形をつかってます)オーブンレンジで210℃(表示6)くらいで焼きます。時間は、、、30〜40分でしょうか...ナイフをさして生地がくっついてこなければ完成です。

2007年12月5日水曜日

bientôt le Noël ! (もうすぐクリスマス!)

いよいよ師走に入りましたね〜。
先週末の台風のような強風以来こちら、暖かい日(今日は13℃もあります!)が続いていて、何ともおかしな感じです。
先日義母が知人の畑で穫れたというタマネギを持ってきてくれた時に、「タマネギの皮が厚ければ厚いほどその年の冬は厳しいとこの辺ではいうのよ」と教わりました。日本でもそういうのでしょうか?手にしたタマネギをすぐに剥いてみたところ、皮は薄かったので、今年は暖冬?でしょうか。子供たちにぜひ大量に積もる雪を見せてやりたいのですが、実現するかどうか・・・ブザンソンではちょっと厳しいかもしれません。

恒例のクリスマスイルミネーション&marché de noëlが始まりました。また、写真が撮れたらこちらにアップしますね。この界隈は閑静な住宅街(というより少し寂しい感じの裏通り)なので、イルミネーションはほとんどありません;_;が、大型量販店などに行くと、たくさんのイルミネーションが売られていて、ついついあれもこれもと買いたくなってしまいます。

今年が引っ越し後最初のノエルになる我が家では、とりあえずツリー購入の予定はありますが、飾りに関しては出来るだけ手作りでがんばろうと思っています。(すると、とたんに忙しくなる訳です;_;)ブログの更新も少なくなりそうな予感,,,,です。

で、まずは雪の結晶の切り絵やってみました。ちょうど、階上の住人がベランダいっぱいに垂れ下がるイルミネーションをつけてくれたので、借景ならぬ借光で、窓に貼付けた雪の結晶もいい感じに照らされてます^^

参考にしたサイトはこの二つ。
・いろんな雪の結晶の切り絵が紹介されているサイト:
http://www.kids-idea.com/ja/cuttingpaper/snowflake/index_snowflake.html
・クリスマスをテーマにしたいろんなおりがみ:
http://www.origami-club.com/xmas/

折り紙のサイトは、お子さんがいる方に特におすすめ。ただ、折り紙の紙を持っていないので、普通の印刷用の紙を使ったせいなのか、私が単に不器用だからか、それとも説明がおかしかったのか、、、うまく折れない作品が多かったのがちょっと難でしたが、まぁ子供と楽しい時間を過ごすのにはもってこいでした。(あまり上手にできなかったので、写真は撮りませんでした(苦笑)うまく折るには、やはり少し練習が必要のようです)

2007年11月27日火曜日

Bon appétit ! Monsieur Lapin(ウサギさん、召し上がれ!)

昨日は暖かかったのに、今朝は車も凍てつく氷点下1℃。先週Récépissé(仮滞在許可証)の期限が切れたので、Préfectureへ行ったものの、写真を持参しておらず、再発行手続きをしてもらえませんでした;_;で、今朝再度行って来ました。早足で歩いて徒歩30分,,,遠い(涙)午前中はあまり込んでいないので、今日はあっという間に手続き完了。滞在許可証は、優しい担当の人のおかげで、10年の長期を申請できたので、ただ今市長の反対文書待ち。というのも、長期を申請する場合、とりあえず県庁で書類を作り市長に提出。申請者が犯罪者とか指名手配者の場合、この時点で市長が申請手続きにストップをかけると言うお話。(実際市長が本当に一つ一つの申請書に目を通して、その人が犯罪歴がないかどうかなど調べているとは、到底思えないけど、、、)この期間二ヶ月。二ヶ月経って市長から何もいってこなければ、申請は自動的に受理と言うことになるらしいので、私の滞在許可証は基本的には今月中にはもらえるはず。(あ、でもなんかのときに許可証(カード)はパリでしか作ってなくて、作るのにまた2週間から4週間かかるとか言ってたような、、、)とりあえず、再発行してもらった仮滞在許可証は2月中旬まで有効らしいので、とりあえず待つしかありません。

早めに用事が済んだので、夫とともに街の本屋さんへ。
そして購入したのが左の写真の本。

"Bon appétit ! Monsieur Lapin" ( Claude Boujon / l'école des loisirs / 1985)

下の子のクラスで教材として使われている本です。検索してみると、幼稚園だけでなく小学校低学年の教材としてもかなり使用されているようで、教材としての使い方などいろいろ出てきました。日本人の仏語学習者の方のブログや、うちと同じようにフランスの幼稚園で使いました、と言う日本人お母さんのブログもみつけました。
なかなかの定番なんですね、きっと。



ニンジンに飽きたウサギさんが、みんなはなにを食べているんだろう?といろんな動物たちの食卓を見に出かけると言うお話。カエルさん、小鳥さん、お魚さん、ブタさん、、、、みんながなにを食べているか知っていくウサギさん、でも自分の好みの食べ物は見つからず、、、そしてオオカミに出会います。オオカミさんにも尋ねます。

うさぎさん:「君はなにを食べてるの?」
オオカミさん:「ウサギを食べるのさ」!!!!!

最後は当然あかせませんが、オチがとっても気に入りました。絵もなかなかシンプルでかわいいので、仏語学習者はもちろん、そうでない方にもオススメです^^

2007年11月20日火曜日

riz à table(食卓にコメ)

子供たちは、日本で生まれ育ったということもあって、食に関してはかなり日本人です。
特に白米やおにぎり、そしてお味噌汁には目がありません。フランスに来てから、最初の一ヵ月半は義母の家に居候だったため、フランス料理が主でしたが、引っ越しが完了して日本から食材が届いたときには、毎日、日本食でした^^(そしてあっという間に調味料が切れ、またフランス家庭料理の日々...お味噌が恋しい;_;)なんといっても、子供たちは正直です。あまり馴染みのないフランス料理が続いたときなど、だらだら時間がかかり、話ばかりで、ちっとも箸が進まず、毎食怒られてばかりでした。これではまずいと、昨日&一昨日は親子丼と三色そぼろご飯を作ってみました。すると...こちらがいう前にきちんと席につき、黙々と食べ始め、文句一つ、話一つすることなく、無心に食べているではありませんか。それは、もう、あっぱれ!でした。どちらも、日本にいたときから定番だったかというと、そういう訳ではないのですが、保育園のメニューではよくでていた品目だったので、懐かしく感じたのでしょう。私も、夫も、ただただ二人の子供の食べっぷりに圧倒されたのでした。

というわけで、フランスに住んではいますが、うちでは米の登場回数が非常に高いです。米はアジア食料品店で購入した10キロ18ユーロのジャポニカ米です。無印で数年前に購入して一度も使ったことのなかった土鍋が、こちらにきてから大活躍です。(土鍋で米を炊くのは初めてでしたが、やってみると思ったより簡単。当分、炊飯器は必要なさそう。)で、今回鍋用の土鍋をもう一つ欲しくなったので、妹に送ってもらいました。その時に、ついでに頼んだのがこれ→

無印良品の「レンジで使えるおひつ」です。残り物のご飯を入れて冷蔵庫で保存可、レンジで温め直してそのままテーブルへ。炊きたてご飯同様の仕上がりになる上、見た目もグッド。このおひつを使ってできるいろいろなレシピも中に入っていました。(写真は違いますが、入ってたレシピで蒸しケーキを作ってみました。なかなかでした^^)オススメです。

2007年11月19日月曜日

grève et passe-temps(ストライキそして暇つぶし)

新年度が始まってしばらく経った10月中頃、年金改革に反対するSNCF(仏国鉄)&RATP(パリ交通公団)の交通、EDF・GDF(仏電力・ガス公社)のエネルギー関連の公共企業体労組による大規模ストライキを皮切りに、いよいよストライキの季節が始まりました。この時は、子供たちの学校でも、数名の先生方(息子の先生含む)がsolidarité(「団結」とでも申しましょうか...)の名において休講。規模、そしてメディアへの取り上げられ方に大小あるものの、ストやデモの話を聞かない日はないといっても過言ではないでしょう。ここ一ヵ月の間に報じられただけでも、エールフランスの客室乗務員による賃上げ&労働条件見直し要求スト、医療関係のインターンのスト、大学法人化反対スト、裁判所統廃合に反対する司法職員のデモ(ストライキは29日に予定されているそうです)、先週木曜から再び始まった交通・エネルギーなどの公共事業の無期限スト。私はパリ在住でも、公共交通利用者でもないので、その点では何の悪影響も受けていませんが、ストのために、一時間以上歩いて職場に行かざるをえない方々、飛行機の欠航で足止めを食らった方々、大学で講義を受けれない学生たちに大いに同情いたします。

と、これまでは自分には関係ない話だったのですが、...
明日は人員削減に反対する公務員らの大規模ストで学校がお休み。その打ち合わせのため先週土曜日も学校は休校...
子供たちはお休み三昧^^;でも、子守りを余儀なくされるこちらとしては...
ミシンを踏みたい気持ちを抑えつつ(あ、土曜日に新しいアイロンを購入したのでミシン生活復活です)、子供たちと前からやってみたかったゲームを試してみました。

そのゲームはカルカソンヌ(いろんな種類がありますが、我が家にあるのは「原始の営み」)。フランス南西部にある町の名前がタイトルになってるボードゲームです(が、発売元はドイツ)。森や川、草原などの描かれたタイルを並べていき、そこに狩人や漁師のコマをおいて点数を競います。(なんて大まかな説明...夫が見たら怒られること間違いなしです)タイルが徐々に風景をなしていく様が子供心のみならず大人心もくすぐります。
日本でも購入可能(もちろん日本語バージョン)ですし、フランス語版を買って、説明書読むのにくじけたら、日本語の説明書をダウンロードというてもあり!なので、ボードゲームに興味ある方にもない方にもオススメのゲームです。
5歳の息子も3歳の娘も、私が作ったなんちゃってルールでですが、すぐにカルカソンヌの世界にはまってしまいました^^

2007年11月16日金曜日

Samsam, le plus petit des grands héros(最も小さい偉大な勇者サムサム)



今日は、フランスに来てから子供たちがはまっているキャラクターを紹介します。

幼児向け月刊誌 POMME D'API( ポムダピ。発行元:BAYARD JEUNESSE )に連載されている " Samsam, le plus petit des grands héros "(最も小さい偉大な勇者サムサム)の主人公、サムサム。

どういう経緯でサムサムを知ったかよく思い出せませんが、おそらくは雑誌だったと思います。毎号は買いませんが、幼児雑誌の中では気に入っている雑誌なので、たまに買います。我が家にはテレビがないため、見たことはありませんが、FRANCE 5で放映もされているようです。このキャラクター、かなり人気があるのか、立派なサイトを持っています。こちらから




キャラクターのかわいさはもちろん、ゲームやビデオなど充実した内容で、子供はもちろん、私もお気に入りのサイトの一つです。ビデオにいたっては、内容の一部だけの放映ではなく、一話完結型のエピソードが一話丸ごとみれるほか、新しいエピソードが定期的に更新されるなど、かなり上出来なサイトでオススメです。

SAMTV(サムサムサイト内、右下)「おねしょモンスターの攻撃」("l'attaque des pipiolis")では、サムサムのきらいな強敵ピピオリ("pipi au lit" =「おねしょ」)がサムサムを雄弁にだまし、ベッドに潜り込んでオシッコ鉄砲で攻撃する、という何とも子供には楽しい!?お話。どうぞ、一度のぞいてみてください。

*写真は、POMME D'API今月号と、付録のサムサム&サムヌヌース(ヌヌースnounoursはフランス語で「(ぬいぐるみの)クマちゃん」)のフィギュア。あまりにかわいかったので、子供に内緒で買ってしまいました。(子供に言ったら、兄妹で取り合いになること間違いなしなので,,,とりあえず、今のところ隠してあります^^)

2007年11月15日木曜日

première neige de 2007(初雪)

先週中頃、みぞれが降り、その翌日初雪が。量はまだたいしたことありませんが、気温はグンと下がっています。
いよいよ冬に突入でしょうか,,,

今日の日の出7:40。日の入り17:01。最低気温-2°、最高気温2°。写真は今朝の風景。外出するのが、ますます億劫になりますm_m
大阪ではあまり見なかった雪。子供たちのテンションは当然あがります^^引っ越しの荷物からまだ手袋を見つけられずにいるため、てがひび割れ始めました,,,(涙)アイロンが突然壊れて、洋服作りが思うように進まないので、ここはちょっと休憩して、帽子でも編もうかなぁ・・・と編み物の本をひっぱり出してみたり。


写真はアイロンが壊れる前に完成した娘のハーフパンツ。もう何年も前にネットショップで買ったウール地、ようやく日の目を見ることができました。両脇にタックいりポケット、レースを挟んでメンズライクな布地を少しだけガーリーに。一生懸命読んでる本は、「ハウルの動く城」。

2007年11月13日火曜日

apprentissage de l'écriture(文字の学習)

9月から幼稚園に通いだした子供たち。7月に引っ越してきてフランス語の環境の中にいるとは言え、家の中では日本語の生活。学校生活で一番大変なのは、フランス語でのコミュニケーションだろうなと思っていました。が、,,,私たち親の心配をよそに、子供たちは言葉の壁を特に壁ともせず、ともだちとは楽しくやっているようです。特に上の子(5才)は話をするのが好きで、両手で足りるほどしか単語量がなくとも、どうにかやりくりして思っていることをフランス語で伝えようと一生懸命です。私たちがそばにいるときでも、私たちに通訳を頼むことはほとんどありません。その姿には本当に脱帽してしまいますし、涙が出そうになることさえあります。家でも、できるだけフランス語で会話して上達を促してやると言う手もあるのかもしれませんが、私たちとのコミュニケーションまで負担がかかるようになるのは避けたい(どこかで息抜きがないとしんどくなるので)のと、日本語を忘れてしまわないようにするためにも、、、ということで、できるだけ自然体で押しつけのないように努力しています。そのかいあってかどうかはわかりませんが、いまのところ、フランス語への拒否反応はゼロです^^この調子で少しずつなれていけばなぁと思っています。

息子は年長クラスにいるため、話す問題同様に書く問題も発生しています。日本では、年中クラスだったからか、幼稚園でなく保育園に通っていたからかはわかりませんが、ひらがなの勉強を真剣にやった(やってもらった)ことはありませんでした。5歳になるかならないか位から自然に文字に興味を持ち始めていたので、名前だけでもと思い教えてやってからは、お絵描きのときにサインするかのように自分の名前を平仮名で書くようにはなりましたが、50音を勉強するなどはまだまだといったところでした。ところが、こちらは少し事情が違うようで,,,話によると、近年文字の学習開始はだんだん早くなっており、基本的には3才(幼稚園一年目)から既に文字へのイニシエーションが始まるようです。(具体的には、点と線を結んで直線を描く練習とか半円を描くとかです。個人的には、幼い頃に習字でやった線やはね、はらいの練習を思い出します)

息子の先生によると、息子のクラスの子供たちは、既にmajuscules(大文字)は完璧で今クラスではminuscules(小文字)とlettres attachées(つづき文字。文字同士がつながった手書き文字といえばいいでしょうか...)を勉強しているところだとか。焦りを感じずにはいられない話でしたが、焦ってプレッシャーを欠けたところでいいことは何もないと自分に言い聞かせ(夫にいい聞かせられ)家では遊びの延長的に最小限の「お勉強」をやっています。(「お勉強」。私はふざけてよく使う言葉ですが、夫はかなり嫌いな様子。よく注意されますが、私があまりに使っていたので、娘は「お勉強」好きになり、よく「お勉強」をせがみます^^;)

いつものことながら、前置きが長くなってしまいました...
本題は鏡文字についてでした。そうでした...
小さい子供が平仮名を書くときにもありますよね?鏡文字。私も、幼い頃に自分の名前を鏡文字で書いていた記憶があります。学生のときに日仏ハーフの子供のベビーシッターをしていたのですが、その子も自分の名前をアルファベットで書く際に鏡文字を書いていたので、万国共通なんだなぁと思っていました。で、家の息子なんですが、鏡文字なだけでなく、各順番までユニークなのです。左から右に文字を並べたら一つの単語になるんだと言うことが、まだ理解できていないようで,,,右から左に書いちゃったりするんですよね,,,;_;これは、日本語の影響があるのでしょうか???専門家に聞いてみたいところです。

そして、右は娘の自筆。
書いた直後、本人は、お手本通りに書けたと満面の笑みでしたが、数時間後・・・
「なんかLがおかしいねぇ...」と一人つぶやいておりました^^

(Sにいたっては、数字の2のようになってしまってますが、この文字は特に難しいようです、娘にも息子にも)

2007年11月11日日曜日

le 11 novembre 1918

今日、11月11日はla fête de l'Armistice du 11 novembre(第一次世界大戦休戦記念日)。
フランスには祝祭日が年間12日(日本は16日)ありますが、その11番目にあたります。
家にはテレビがないので、入る情報はもっぱらラジオからなのですが、ラジオでもこの休戦記念日関連のニュースや番組が目立ちました。

その中で、気になった単語 " poilu "。
2007年現在、フランスにはもう二人しか残っていないと言うことで、
その内の一人のインタビューが流れていましたが、それにしても、なんでpoiluっていうんだろう?・・・

poilu=「兵士」を意味していると理解していたので、一度も辞書を引いて確認したことがありませんでしたが、
実はかなり前からちょっとした素朴な疑問が頭にありました。
というのも、poiluは形容詞では「毛の生えた、毛むくじゃらの」と言う意味だからです。
夫に疑問を投げかけてみましたが、「なんでだろうねぇ...」と頼りない返事しかかえってこなかったので、
早速辞書引いてみました。

「poilu—n.m. 兵隊さん、兵士(第一次大戦中、民間人がフランス軍兵士をさしていった;poilが男らしさの象徴であることから)」

日本を発つときに買い直したROYAL仏和中辞典にちゃんと書いてありました^^スッキリ〜^^

もう一つ、今年初めて知ったことがあります。
それは、関連記事をさがしていてたどり着いたフランス政府の公式ページ(こちらから→)で読みました。
1918年11月11日について詳しく書いてあるページなのですが、その休戦協定にフォッシュ陸軍元帥がサインした時に使われた車両は、その後1940年の第二次世界大戦休戦協定の際ヒットラーによって再び使用されたそうです。
もちろん、偶然ではなく故意的に。(夫の言葉を借りれば、いわば「復讐」だったそうです。)
その車両は、その後1945年にドイツで焼却されたとあります。

基本的に、私は歴史にとても疎いので、個人的には初耳でしたが、もしかしたらよく知られたエピソードなのかもしれませんね。(本当にそうだったら、お恥ずかしい...)

2007年11月8日木曜日

navet blanc(白蕪)

昨日は、水曜日。市場のたつ日。外は、なんだかとってもどんよりしていて,寒そう。
出かけようか出かけまいか、かなり迷って、「水曜だし、marché(市場)のたつ日だし、先週市場にいったのにおばあちゃんの家に寄らなかったら、近所の人に実は見られていて『あれ?今朝市場にきてたわよ。お宅には顔出さなかったの?』なんて告げ口されてたし・・・ヴァカンス最後だし、やっぱ顔出さないわけにはいかないよなぁ・・・」と、重い腰を上げ、嫌がる子供(子供だってわざわざ寒空のした出かけたくないわけで...)を連れてでかけました。

お目当ては大根。あるかなぁ、ないかなぁ...キョロキョロ。
あ!それらしきもの発見。八百屋のお兄ちゃんに「あそこにあるradis blancはどう?(おいしいか?と言う意味合いで)と聞いてみると、「あぁ、navet balnc ね(さりげなく訂正)。俺は好きじゃない」と返されてしまった...(;_;)そばにいた買い物途中のおばちゃんが「人参と千切りにしてサラダにしてみて!すごく美味しいわよ〜 !」と答えてくれたので試しに二本買ってみました。それがこれ→。

ところで...私の中で「大根」はradis blancだったのですが、辞書で引くとradis japonaisとあり、ウイキペディアには "le radis blanc géant japonais est appelé daikon. Il a une saveur douce."とありました。フランスでradisと言えば、radis noir(辛みが強く、サラダに使われます。写真はこちらから)とradis(ハツカダイコン)が一般的です。
navetは、蕪のこと。一般的なものは日本の蕪とほぼ同形同色で、葉に近い部分がすこし紫色。見てすぐに蕪とわかります。今回買って使ったnavet blanc は見た目、navetというよりはradisだったので、要注意。



豚の角煮をする予定だったので、一緒に入れて炊いてみました。こぶりですが、なかなかでした。かなり大根に近いかも。おでんにも使えそうで、この冬大活躍間違いなし!かな...ちなみに、不覚にも調理する前に味見をするのを忘れたので、もう一本のこってるほうをサラダにして食してみようと思います。

2007年11月7日水曜日

mangeoire(給餌器きゅうじき)

廃材を使って、鳥のエサ箱(?)を作りました。
なかなか用心深い鳥たち。
一羽飛んできては空中で偵察。
またきては横目でちらり。
とりあえずエサ箱のそばの枝にとまってみて人気がないのを確認。
そして、少しずつ距離を縮めて、巣箱に到達。
においを嗅いでいるのか、エサを見上げてしばし考える鳥。
エサに最初に口を付けた鳥が、勇敢な鳥として仲間にたたえられたかどうかはわかりませんが、最初の一羽が去った後は、一羽きては又一羽、そして数時間後には複数羽が仲良さそうに(もちろん時にはけんかもありますが...)一つの丸いエサボールをついばむ姿は何とも微笑ましく、気がつくと時間を忘れてボッーと眺めています^^

2007年11月3日土曜日

L'automne au Parc Micaud(秋のミコー公園)

ブザンソンの公園といえば、Doubsの河川沿いにあるparc micaudがオススメ。夏もすてきですが、秋の紅葉の時季も趣があります。昨日は、仕事がある主人を家に残し、子供たちと三人で行ってきました。以前、「ブザンソンに紅葉はない」と書きましたが、あれから一ヵ月ほど経過し、木々の葉は色をかえ、それなりに美しい紅葉の季節となりました。(赤い葉が少ないのが減点要素でしょうか,,,)
公園は、ヴァカンス中ということもあり、めずらしく子供連れの家族でにぎわっていました。(広い公園ですので、普段はひっそりしています)普段は決まった曜日にしかでないポニー。昨日は金曜日にも関わらずでていました(ヴァカンス中だからでしょう)。もちろん、大はしゃぎの子供たち^^


夏に行ったときには、下の子は怖がって乗りたがりませんでしたが、今回は馬車の形のに下の子も挑戦。上の子は、一番大きい馬(あれもポニー?)に乗りたがりましたが、なんせすごい人。日本のように行儀よく列を作って待つなんてこともなく、とにかく到着したお目当てのポニーに我が子先にと勝手に乗せる親でごった返しておりましたので、結局、自分の乗りたかったポニーには乗れず、そこそこ大きいポニーにのせてもらって乗馬を楽しんだ息子でした。主張の弱い母でゴメンね(;_;)


乗馬は一回2ユーロ。公園を半周ほどして終了。5分程度のものですが、子供たちは大満足で、「ママ、T君(Lちゃん)うまにのれてとってもうれしかったよ。どうもありがとう!」と満面の笑みで二人そろって感謝の気持ちを表してくれました^^

2007年11月2日金曜日

la Toussaint (万聖節)




昨日、11月1日は Toussaint (トゥサン)と呼ばれる祝日でした。これは、キリスト教の祝い日の一つで、すべての聖人と殉教者を記念する日です。続く、11月2日が Fête des morts = 死者の日で、フランスではこの時期にお墓参りをします。昨日は、気持ちのよい秋晴れで、墓地にはたくさんの人が来ていました。私にとっては、今回が初めての墓参りでした。子供たちをつれて、義母&義祖母と一緒に、3カ所の墓地に出かけました。写真は墓地の裏通りにでていた菊たち(売り物、ひと鉢6〜8ユーロほど)です。日本にはないようなまん丸と大きな花のものや茶色のものなど様々な種類がありました。墓に供えられる花たちは、鉢植えのものか造花が主流で日本のような切り花はあまりみかけませんでした。


フランスでは土葬が一般的です。墓は昔は永久的に維持できたらしいのですが、今は場所の問題もあって、たいていが場所を買うのではなく借りる形で、ある年数経つと掘り返してまた新しい墓として他の人に使われるそうです。あまり露骨に家族に墓に関することを質問するのも気が引けるので、ちょっとネットで調べてみました。ブザンソンではありませんが、フランス中都市Dのサイトを見ると墓地に関しては6年、15年、30年、50年の賃貸があるらしく、種類も一人用、二人用、三人用、土地の広さは2m²もしくは2,40m²とあります。参考までに、賃貸料は312ユーロ〜3548ユーロ。最近は火葬を望むフランス人も増えているようで、ネットで見つけた記事によると、アンケートに答えたフランス人の41%が火葬を希望、39%が伝統的な土葬を希望と答えたそうです。火葬希望の理由には、「家族を煩わせたくない」や「経済的理由(土葬より火葬の方が安価)」などがあげられたということです。記事をフランス語で読みたい方はこちらから→



2007年10月30日火曜日

pantalon d'hiver(冬ズボン)

フランスから日本に戻ったその年、東京のおばからミシンが届きました。が、当時の私にとってミシンは中学時代の家庭科の苦い思い出の中にある「恐ろしいマシーン」以外の何者でもなく、その後  ramasse poussière (飾られっぱなしでホコリ集めにしかならないような物)になったのはいうまでもありません。
そんな私でも、多くの「お母さん」がそうであるように、子供の誕生をきっかけにミシンを踏むようになりました。とくに、下の子(女の子)が生まれてからは、楽しくなりましたね。
まだまだ初心者(高度なことは何も出来ません)ですが、少しずつミシンには慣れてきているように思います。

前述のミシンは引っ越しの際、私より遥かにミシン慣れした妹に譲ってきました。子供たちが幼稚園に通いだし少し時間が出来るようになった頃、義母が「最近中古のミシンをもう一台買ったから前から持ってる方を貸そうか?」と提案してくれました。そのうち、自分のミシンを買いたいと思っていますが、今はとりあえず貸してもらったミシンでがんばっています。

で、引っ越し後最初の作品がこれ。写真の娘のパンツです。polka dropsのクールワイドパンツ90サイズ。後ろポケットと脇ポケット、がんばりました。なんだか後ろポケットが中央によりすぎている気がしますが、まぁ細かいことはおいておいて、まずまずの出来に仕上がりました。アパレル関係で働く妹にもらった上等な布(ベロアみたいなすてきな手触りでかなり暖かそうです)にかなり助けられました^^

andouillette(アンドゥイエット)

本日のランチは主人の好物、andouillette(豚などの臓物を紐状にして詰めたソーセージ)とサラダ、畑で穫れたインゲン二種、きゅうり他。パンは、昨日友人宅で食べて気に入ったpain des canutsを早速買ってきました。写真には写ってませんね、残念。とってもおいしいです。中に何が入っているのか、、、シリアル系だとは思いますが詳しいことはわかりません。なぜかほのかに入っていないはずのチーズが香ります。

今日から_実際には先週土曜日の昼から_子供たちは vacances d'automne(秋休み)で幼稚園はお休み。本当だったらゆっくり寝てられるはずなんですが、休みのときに限って早起きなのはうちの子供だけじゃないはず...今朝は6時半には朝ご飯食べてました( ; _ ; )

*昨日、heures d'hiver (冬時間)始まりました。日本との時差は7時間から8時間になります。お間違いなく。早起きは、きっとこのせいでもあるんでしょう。慣れるまでしばらく時間がかかるでしょう。

2007年10月28日日曜日

déjeuner(昼ご飯)

ある日の我が家の昼ご飯。
テラスで栽培したroquette(キバナスズシロの葉)に、おばあちゃん家で穫れたリンゴのスライスを入れてサラダに。チキンは今日は手抜きでスーパーで買ってきました^^;
付け合わせは、ちょっぴり揚げすぎてしまったフレンチポテト。

鳥の丸焼きは自家製につきます。スーパーのはおいしくないなぁ、と再確認した昼ご飯でした・・・(涙)


お昼にポテト、よくあります。冷凍を揚げるのが一般的ですが、フランス人家庭では鳥の丸焼きにポテトチップスということもあります。日本人的感覚からすると、食事としてポテトチップスがでてくると少し戸惑います。(私だけ?いや、少なくともうちの両親にはかなりなカルチャーショックでしょう。)

先日、初めて子供の遠足に同行しました。各自お弁当を持ってくることになっていたので、「フランスの子供のお弁当ってどんなのだろう...?」と内心興味津々でした。お昼になって、子供たちが各自取り出したお弁当とは、なんと、、、

ポテトチップス。

私のみた限り3分の1以上の子供が小さい袋を取り出しパリポリやってましたね。
あ、もちろん念のためいっておきますが、それだけではありませんでしたよ。
ポテチはあえていえばアントレ(前菜)感覚で、そのあとはお菓子にヨーグルト、チョコレートムース、コンポート、そして最後に申し訳なさそうにサンドイッチがでてくる始末でした。中には、リュックサックいっぱいにお菓子を詰めてきていた子供も。
そしてみんなに配っていました^^

かなりカルチャーショックを受けてかえってきましたが、よく考えると遠足にお菓子はつきものでしたよね、私たちだって...次の遠足は、もっとフランス風に用意してあげようと一人つぶやく私でした。

2007年10月16日火曜日

titre de séjour(滞在許可証)1

今日は外国人がフランスに滞在する際、さけては通れない滞在許可証の申請について書きます。
一般に、滞在期間3ヶ月以内の場合、ビザは必要なく、従って滞在許可も必要ありません。
私が初めて学生として渡仏した13年前には、存在しなかった3ヶ月〜6ヶ月ビザも滞在許可証は必要なし。従って、一般に滞在許可証の申請という難事をやってのけなければならないのは、6ヶ月以上の長期滞在を希望する者ということになります。(ちなみにビザはいろんな種類があるみたいですね。在日フランス大使館のサイトに細かく載っています。)
まず出発する前に、大使館で「フランス人の配偶者ビザ(長期滞在ビザ)」をあらかじめ申請しました。このビザは無料で、手続きも数分で終わりました。(学生ビザの申請をした当時のことは忘れもしません。涙涙でした)いろいろと面倒な手続き(滞在許可証の申請手続き)はフランスに入ってからになります。これがまた偉く面倒くさいものなのです。(近年、移民の規制は年々厳しくなっており、滞在許可証、特に長期滞在に関しては取得がどんどん難しくなっているように思います。)今回、私が実際に経験した手続きなどについてご紹介します。

1.7月中旬ーーーPréfectureにいく。→担当の人に会う約束をとるためです。"étrangers sans rendez-vous"の窓口で整理券をとり待ちます。係の人(vacances中で代理なのか若い公務員ぽくない男の人がこれまた公務員ぽくない感じのよい対応をしてくれました^^)が申請に必要な書類のリストをくれ、そのあとaccueilにてrendez-vousの日時を決めました。7月中旬にいき、8月中旬のrendez-vousをもらいました。*地方によってかなり差があると思いますが、経験から特に一ヵ月待たされることに驚きはありませんでした。

2.8月中旬ーーーPréfectureにいく。→"étrangers avec rendez-vous"で待ち担当の人に会う。vacances明けのおばちゃんが対応してくれました。vacances明け初日だったらしく対応がしどろもどろ。こちらの公務員は平均一ヵ月くらいでしょうか、夏期休暇。そりゃぁ、経験を積み重ねたおばちゃんでもvacances明けつらいのは理解できます。しかも法律は刻々と変化しているので休暇中にも変更があった模様で、何度も席を立ち裏にいる同僚に確認をとりにいくおばちゃん。私と夫は顔を見合わせドキドキ。とりあえず用意した書類を受け取ってくれたものの何となくすっきりしない様子。

おばちゃん:「3年以上一緒に暮らしていることを証明するもの何かお持ちじゃないですか?」
私と夫:「例えば…?」
おばちゃん:「二人の共同口座とか・・・二人の名前で作られた賃貸契約書とか・・・とにかく二人が三年以上一緒に暮らしていることを証明できるものであればいいんだけど・・・」
私と夫:「(二人顔を見合わせ熟考・・・そしてきっぱりと)ないです。それがないとダメなんですか?」
おばちゃん:「そうね・・・困ったわね・・・子供さん(*ちなみに二人ともフランス国籍所持。そこまではっきり彼女は言わなかったけど、ここが結構重要)もいらっしゃるし、10年の滞在許可証の申請をしてあげたいところなんだけど、共同生活の証明がなければ、、、1年の滞在許可しかもらえないのよね・・・そうすると毎年更新手続きが必要で・・・(面倒だしお金もかかるしそれはさけてあげたいといった様子。)でも、法律は法律だから・・・今から二人の名前で何かしら書類を作っておいて。三年後に共同生活の証明を持ってきてもらったら10年の申請に初めて取りかかれるから」

というわけで、なんだかかなり損をしたような、すっきりしない気分のまま、1年のみ有効な滞在許可証の申請をおえ、Préfectureを後にしたのでありました。

それにしても・・・
共同生活の証明。
いったいお前はなんなんだー!
婚姻証明ではよくないのかー!
離婚した証明がないんだからまだ一緒に住んでいるっていうことじゃぁないのかー!
5歳と3歳の子供が一緒に日本から引っ越してきた、その事実では証明にならないのかー!
・・・

たくさんの腑に落ちない?が襲ってきましたが、法律なのです。仕方ありません。現に偽装結婚をして長期滞在許可証取得を狙う外国人が後を絶たないと聞きました。これ以上移民を増やしたくないのだから、法律をきつくしていくしかないのです。
それでも・・・
あぁ、全く腑に落ちません。そういうことなら、婚姻届を出した際に教えてくれればいいのに・・・
「フランスに移住希望でしたら、共同生活の証明が必要になりますので共同名義で何か書類をお作りになられることをオススメしますよ」って。あ〜、気の利かないフランス人・・・

2007年10月15日月曜日

horticulteur(園芸家)


本日の天気。晴天。最高気温17度、最低気温7度。(と予報にはありますが、現在20度あるもようです。暖かいです。)日の出7:54、日の入り6:49。
先週からすると、日の出が10分遅く、日の入りが10分早くなったようですね。秋ですね、、、どんどん日が短くなっています。冬が恐ろしい、、、
日本も、大分秋めいてきたようですね。今年の紅葉はどうですか?ブザンソンは紅葉はそれほど見応えありません。

←写真、わかりますか?色など、何もいじってません。先日撮ったものですが、二重にかかる虹です。くっきりでてる虹の左側は明るく、右にいくほどどんよりです。何とも不思議な光景でした。

ちなみにこれが、主人の仕事部屋からみた風景です。七階建ての二階(こちらでいうと1er étageになります)に住んでいます。道路を挟んだ向こう側には、園芸家のビニールハウスが並んでいます。私たちの住む界隈は基本的には、住宅街になりますが、うちの目の前以外にも数件の花農家(園芸家)があります。ハウスの上に見えている黒い線は、電線です。日本に来るフランス人は皆風景を壊しているといって日本の電線をみて嘆きます。うちの前の電線も、まさに、そう。田舎の風景を見事に壊してくれています(涙)

2007年10月9日火曜日

Bonjour de Besançon !


大阪10月10日(水)雨のち曇り、最高気温22℃、最低気温16℃、日の出5:58、日の入り17:30。
ブザンソン10月9日(火)曇りのち晴れ、最高気温15℃、最低気温3℃、日の出7:42、日の入り18:58。

こんにちは。
ただいまブザンソンは午後2時を回ったところで、気温16度です。
今朝は寒かったですね。久しぶりに。最低気温3°という予報だったとは、、、寒い訳ですね。
息子は幼稚園、娘はパパとお昼寝中、そういう訳で主人のコンピューターをしばらく拝借して皆さんにメールを書く次第です。

日本を発って二ヶ月半。ようやく皆さんに近況を伝えられる余裕(時間)ができました、、、。遅くなって申し訳ありません。
7月中旬に到着して、まず始めにやらなければいけなかったのは新居探し。
ヴァカンス中ということもあって、思った以上に時間がかかりました。
前回学生としてこちらに住んだときに、初めホームステイ、その後女子寮、間借り、賃貸アパート二件と転々としたこともあり、
おおよその手順は心得ておりました。
まず私たちがやったのは、無料で配布される賃貸物件の広告に目を通すことでした。
広告には、不動産屋の物件もあれば、個人のもあります。私たちの希望にだいたいあっているところを見つけると片っ端から電話しました。
ブザンソンに到着した翌日から作業は始まり、電話してはあう約束をとり、物件を見て回りました。
日本と違って部屋が改装中であろうが、まだ前の人が住んでいる状態であろうが、中にはいってみることができます。
(一度は、引っ越しの片付け真っ最中で足の踏み場もないアパートを見せられたことも。奥さんが片付け中で、その辺に下着も落ちてれば、ご主人(?)は寝室でお昼寝中ということもありました、、、、。)改装中の場合しかり、住居中の場合しかり、はっきり言って満足に部屋をみれないまま決めなければなりません。とりあえず見学はさせてくれるというものの、はっきり言って時間のむだだったように、今になって思います。
不動産にもいってみましたが、びっくりでした。自分たちの希望の部屋数とかを伝えると、それに見合う資料を出してくれるのですが、見学したい旨を伝えると鍵だけ渡され、自力で行って見てこいと、、、日本のように、車で何件か見せに連れて行ってもらえるものとばかり思っていた私たちには、かなりのカルチャーショックでした。
(*一応いっておきますが、うちの主人は部屋探しは未経験でした。日本でもフランスでも)
と、まぁ、三週間にわたって11件の物件を見て回った訳です。
11件目にみた、今のアパートは日本で住んでいたところより、遥かに広く、新しめの建物(こちらでこうゆうものを見つけるのははっきり言って大変難しいです)で、手直しするところもなく、即決でした。が、、、、
入ると決め、そのことを不動産屋に伝えてから、10日。ほったらかしにされました、、、
あんなに、「今すぐ入りたいです」と念を押したにもかかわらず、、、、なぜ???
周りのフランス人の意見は一致して、「君たちに入ってほしくないからでしょ」でした。。。。。
そんなことってあるー?????
あるそうです、確かに。
そんなこんなで、かなりマイナスな気分でしたが、結局は契約に成功し、今に至ります。(未だに、不動産屋には不平不満だらけですが、、、何たって、まだインターホンには前に住んでいた人の名前が入ったままで、「月曜には修理させるから」といってもう1週間が過ぎてますし、、、ガスの点検の人も「すぐ手配する」といってから二ヶ月経つし、、、おこって電話をすると、いきなり電話切られるし、、、とまぁ、万事がこうゆう訳なのです。)