2007年11月11日日曜日

le 11 novembre 1918

今日、11月11日はla fête de l'Armistice du 11 novembre(第一次世界大戦休戦記念日)。
フランスには祝祭日が年間12日(日本は16日)ありますが、その11番目にあたります。
家にはテレビがないので、入る情報はもっぱらラジオからなのですが、ラジオでもこの休戦記念日関連のニュースや番組が目立ちました。

その中で、気になった単語 " poilu "。
2007年現在、フランスにはもう二人しか残っていないと言うことで、
その内の一人のインタビューが流れていましたが、それにしても、なんでpoiluっていうんだろう?・・・

poilu=「兵士」を意味していると理解していたので、一度も辞書を引いて確認したことがありませんでしたが、
実はかなり前からちょっとした素朴な疑問が頭にありました。
というのも、poiluは形容詞では「毛の生えた、毛むくじゃらの」と言う意味だからです。
夫に疑問を投げかけてみましたが、「なんでだろうねぇ...」と頼りない返事しかかえってこなかったので、
早速辞書引いてみました。

「poilu—n.m. 兵隊さん、兵士(第一次大戦中、民間人がフランス軍兵士をさしていった;poilが男らしさの象徴であることから)」

日本を発つときに買い直したROYAL仏和中辞典にちゃんと書いてありました^^スッキリ〜^^

もう一つ、今年初めて知ったことがあります。
それは、関連記事をさがしていてたどり着いたフランス政府の公式ページ(こちらから→)で読みました。
1918年11月11日について詳しく書いてあるページなのですが、その休戦協定にフォッシュ陸軍元帥がサインした時に使われた車両は、その後1940年の第二次世界大戦休戦協定の際ヒットラーによって再び使用されたそうです。
もちろん、偶然ではなく故意的に。(夫の言葉を借りれば、いわば「復讐」だったそうです。)
その車両は、その後1945年にドイツで焼却されたとあります。

基本的に、私は歴史にとても疎いので、個人的には初耳でしたが、もしかしたらよく知られたエピソードなのかもしれませんね。(本当にそうだったら、お恥ずかしい...)

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