2007年11月19日月曜日

grève et passe-temps(ストライキそして暇つぶし)

新年度が始まってしばらく経った10月中頃、年金改革に反対するSNCF(仏国鉄)&RATP(パリ交通公団)の交通、EDF・GDF(仏電力・ガス公社)のエネルギー関連の公共企業体労組による大規模ストライキを皮切りに、いよいよストライキの季節が始まりました。この時は、子供たちの学校でも、数名の先生方(息子の先生含む)がsolidarité(「団結」とでも申しましょうか...)の名において休講。規模、そしてメディアへの取り上げられ方に大小あるものの、ストやデモの話を聞かない日はないといっても過言ではないでしょう。ここ一ヵ月の間に報じられただけでも、エールフランスの客室乗務員による賃上げ&労働条件見直し要求スト、医療関係のインターンのスト、大学法人化反対スト、裁判所統廃合に反対する司法職員のデモ(ストライキは29日に予定されているそうです)、先週木曜から再び始まった交通・エネルギーなどの公共事業の無期限スト。私はパリ在住でも、公共交通利用者でもないので、その点では何の悪影響も受けていませんが、ストのために、一時間以上歩いて職場に行かざるをえない方々、飛行機の欠航で足止めを食らった方々、大学で講義を受けれない学生たちに大いに同情いたします。

と、これまでは自分には関係ない話だったのですが、...
明日は人員削減に反対する公務員らの大規模ストで学校がお休み。その打ち合わせのため先週土曜日も学校は休校...
子供たちはお休み三昧^^;でも、子守りを余儀なくされるこちらとしては...
ミシンを踏みたい気持ちを抑えつつ(あ、土曜日に新しいアイロンを購入したのでミシン生活復活です)、子供たちと前からやってみたかったゲームを試してみました。

そのゲームはカルカソンヌ(いろんな種類がありますが、我が家にあるのは「原始の営み」)。フランス南西部にある町の名前がタイトルになってるボードゲームです(が、発売元はドイツ)。森や川、草原などの描かれたタイルを並べていき、そこに狩人や漁師のコマをおいて点数を競います。(なんて大まかな説明...夫が見たら怒られること間違いなしです)タイルが徐々に風景をなしていく様が子供心のみならず大人心もくすぐります。
日本でも購入可能(もちろん日本語バージョン)ですし、フランス語版を買って、説明書読むのにくじけたら、日本語の説明書をダウンロードというてもあり!なので、ボードゲームに興味ある方にもない方にもオススメのゲームです。
5歳の息子も3歳の娘も、私が作ったなんちゃってルールでですが、すぐにカルカソンヌの世界にはまってしまいました^^

2 件のコメント:

shimo妻 さんのコメント...

こんにちは、shimo妻です。
ストライキで最寄りの路線のRERが運行されず、Parisの学校に行くことができなくなってもう1週間です。家はZone6でIl de Franceの果てに近いので無理もないですけれどね、(笑)。
どうにかしてParisの入口に着けても、そこから学校までmetroやbusでたどり着けるのかどうかもわかりませんし、帰って来れなくなることが怖くてチャレンジ出来ずにいます。
夫の通勤は車なので問題無いのですが...。
落ち着いたら私も車の運転を練習して、こういう事態に備えなくては、と思っています。

お子さん達にはお母さんとゆっくり遊べる何よりのお休みになっているようですね!
(お母さんは大変そう...?)

makikatta さんのコメント...

shimo妻さん、こんにちは。
コメントどうも、ありがとうございます^^
交通ストの話題を耳にするたび、shimo妻さんの通学が気になってました。大変ですね、本当。今日くらいから大分ましになったんじゃないですか?早く通常通り通えるようになるといいですね。(次は12/18の予定みたいですけど、その頃はもう学校はヴァカンスに入っているのではないでしょうか?)

私は、子供たちがいると好きなこと(ミシンを踏んだりネットやったり)が出来ないので、ついついイライラしてしまって・・・( _ ); ダメですね〜

近いうちにオンラインで出来る仏語学習のお気に入りサイト特集やりたいと思っています。よかったらまた見に来てくださいね。

ではでは。