2008年2月2日土曜日

gastroentérite(胃腸炎)

元気が取り柄の子供たちですが、不覚にもかかってしまいました、ガストロ;_;
水曜日の朝に数回パンツを汚した娘。下痢気味だなぁとは思ったのですが、その後は元気に過ごしていたので木曜日は幼稚園にいつものように行かせました。が、10時半頃先生から電話:「とにかくあちこちウンチだらけです!今すぐ来てください!」
私が迎えにいくと、教室には居らず、一人トイレの便器に心細そうに座っていた娘。
私の後にトイレに入ってきた先生の助手の人がトイレットペーパーの入った箱とキッチンペーパーとタオル、体を洗う手袋を渡してくれましたが、勝手の違いに少々戸惑うわたし。再び二人きりになると、娘が私にいつもどのようにトイレをしているか教えてくれました^^(「ティッシュにお水をつけてお尻を拭くんだよ」とか、「手を拭くタオルはこれだよ」とか)フランスの幼稚園のトイレに初めてはいりましたが、しきりのないだだっ広いところに便器が三つ、トイレットペーパーは子供の手の届くところにないばかりか、手を拭くタオルは共同のものが台の上に一枚おいてあるだけでした。(カフェなんかで見かけるローラー式のではなく普通の家庭用の手拭きタオルです)水道の蛇口はフランスでよく見るプッシュ式のもの。石鹸もしかり。3歳児の圧力では到底一人で使用するのは不可能。日本で通っていた保育園の環境(個室トイレにもちろんペーパーは常備、蛇口の水道に石鹸は手に届くところ。手ふきタオルはもちろん各自のものでした)とはえらい違いです。

フランスはガストロ(胃腸炎)大国。衛生面である意味かなり"ズボラ"な人が多いと言われるこの国で、この手の病気が毎年流行するのは仕方がないのでしょう...近年は衛生面での向上を呼びかける運動も広く行われ、かなり改善されているとはいうものの、日本からやってきた私たちにとってはまだまだと言わずにはおれません’_’

教育機関におけるトイレ事情レポートが最近でたらしく、それについての記事をあちこちで見ました。小学生の半数以上が学校のトイレを「臭い」「汚い」と感じており、トイレを我慢するあまり腹痛、便秘、膀胱炎などの症状を訴える子供もいるということ。日本でも同じようなニュースを聞いたことがありますが、この機会にフランス子供トイレ事情ちょっと覗いてみようと思ってます。
ラジオ局のページですが、レポートと関連番組のリンクを見つけたので興味のある方はこちらからどうぞ→

2 件のコメント:

chocolat さんのコメント...

私達も、パリに住んでいた頃はガストロを恐れていました。しかし、ドイツに引越ししてきてからと言うもの、ガストロの様な病気は耳にしません。

私の子供が通っていたパリの幼稚園のお手洗いは、個室のトイレでドアも付いていて、石鹸も有りました。しかし、喉が渇いて飲む水はトイレにある水道水でした。衛生的にどうなのかな?っていつも疑問視していました。
ドイツの幼稚園も個室で、ドアも付いていて、石鹸もお手拭も(タオルですが)あります。
しかし、我が息子が通っていたパリの幼稚園もドイツの幼稚園も私立です。
でも、日本の幼稚園のお手洗いと比べると
綺麗とは言いがたいものだと思います。

makikatta さんのコメント...

そう、「私立」ってところが大きいですね。公立は、どこもミニマムな所が多いみたい。喉が渇いたときのコップはプラスチックの使い捨てなんだけど、使い捨ててるようではないし、子供の名前が書いてあるふうでもないので、衛生的にどうかなぁと・・・と思う一方、水道水が飲める(飲用可能な水道水がある)だけでもありがたいと思うべきかな、なんて。比べる対象が日本だからどうしても「マイナス」ばかり見えてしまいますが、世界的に見れば、フランスもドイツも先進国だからね。不満ばかりではいけないなぁとたまに反省します^^