2010年3月11日木曜日

film japonais "Le samuraï que j'aimais"(邦画「蝉しぐれ」)

昨日の夜,子供たちを寝かしつけてからテレビのプログラムを見ると,"le samuraï que j'aimais"(直訳すると,「私が愛した侍」)という邦画がどうやらARTE(ドイツとフランス共同チャンネルで,カルチャーモノは質がいい。邦画もよく放映している)で10分後に放映予定。

主演は市川染五郎,木村佳乃とあったので,最近の映画なんだなぁ、侍ものみたいだけど,,,まぁ見てみよっかなぁとそれなりに興味を持ち,チャンネルを合わせ,横になりました。
(私がテレビを見るのはたいていベッドに入ってから。)
ベッドに入ったとたん,どうやら寝入ってしまったようで(当たり前っちゃぁ、当たり前)気づくともう映画も後半。。。

なんとか画面に集中し,目を覚まして最後まで見ることができました^^
後半から見たにもかかわらず,すぐに話しに入り込み、普通に感動して涙を流しました^^
あ〜,とっても日本的な映画だった^^

この映画、邦題は「蝉しぐれ」。
映画見終わった後早速ネットで調べてそういう邦題だという事が判明。
そういわれてみると,題名は聞いた事あったな。
2005年制作だから,まだ私たちが日本にいた頃の作品のよう。

おかしなもので,学生の頃はフランス映画もわりと見てましたが,最近はもうはっきり言ってあんまり見ません。
はっきり言って,フランス映画は好きじゃない。(一部の俳優や監督のものを除いて)
何が嫌いって,すぐ裸の男や女が出てくるところ。
どんなコメディーでも,子どもが関わってる内容の映画でも、話しの筋にあんまり関係なくても裸が出てきます。(そう思うのは私だけ?)
そういうのには,もううんざり。

こういう「蝉しぐれ」みたいな純愛もの(フランス映画では難しいね,このジャンル),ジーンと来るのは,歳取った証拠なのかしら?
映画的に好みのジャンルでも,好みの俳優が出ていた訳でもないけれど,見た後,見てよかったと素直に思える映画でした^^

どうやら、ARTEではcycle de films japonais-l'empire des samuraïsというのをやっていて,昔の時代劇(「将軍」「七人の侍」「子連れ狼」)から最近の時代劇(「たそがれ清兵衛」「御法度」「ICHI」(綾瀬はるか主演の女座頭市の話しだとか))までこれから続々放映予定のよう。
「蝉しぐれ」も再放送があるらしいので,次回はちゃんと録画して見ようっと。

ARTEのcycle de films japonais-l'empire des samuraïs紹介ページはこちらから

9 件のコメント:

takaosan さんのコメント...

やたら裸が、で笑ってしまいました。蝉しぐれは藤沢周平のベストセラーかな。日本のもの恋しの様子がブログから伝わります。おとうふもおあげも作ってしまってすごいですね。こちらからもなつかしい名前をひとつ。
娘さんと保育所で同じクラスだったあやかちゃんのママがサポートの依頼に昨日みえました。同じ年だったので、聞いてみたらびっくり、お誕生の月もいっしょで、と話して
いらっしゃいました。下のお子さんが生まれてこれから仕事に復帰なさるそうです。

makikatta さんのコメント...

そうです。「蝉しぐれ」同名小説からのようですね。ドラマ化もされているようで。

あやかちゃん、覚えてますよ!
保育所であった8月のお誕生会の記録をビデオで残してありますが,そこにあやかちゃんとうちの子と二人写ってます!二歳のお誕生会でした。懐かしいですね。

日本にいたら,四月から年長さん。でも,こちらは新年度は九月から。そして,九月からムスメは小学校に上がります。ビックリです,,,

いしいたら さんのコメント...

やたら裸がでてくるってさすがはおフランスもの!ってかんじだね。
私はフランス映画好きだな。裸はあんまり気にしたことないってか気になってないんだと思う。
邦画、きみのフランス映画とおなじ。なんか苦手で好きな監督ものしかみないな、私。
藤沢周平原作ものも多く映画化されてるけど見ようとおもったことがないのよね。今度機会があったら見てみるよ。

makikatta さんのコメント...

邦画は,去年見た「歩いても歩いても」がよかったな。フランス映画だったら,「心配しないで」(2005フランス)がよかったよ。

essay さんのコメント...

藤沢周平の小説はジーンとする。
映画は見たことないけど、見てみよかな。
新作「花のあと」も近々公開されるねんて。
番宣が多くてウンザリしてきたけど(笑)

最近の私の気になる人は、
新撰組 土方歳三
いろいろ読みたいところ。

Pierrot さんのコメント...

はじめまして。
私もFranche-Comté在住なんです。
この映画をArteでたまたま見て、邦題を探そうとサイトで検索したら貴女のブログに出会いました。
素敵なブログで、どうしてもコメントしたくなりました。

私も邦画は苦手でしたが、数年前、パリに住んでいた頃に、主人がどうしても「たそがれ清兵衛」を私に見せたいと、パリでこの映画を公開していた小さな映画館に連れて行ってくれました。
なんでフランスで時代劇…と思ったのですが、結構よかったりして…
今回も遅い時間にもかかわらず、主人とふたり真剣に見てしまいました。

同じFranche-Comtoise、たまにお邪魔させていただきますのでよろしくお願いします。

makikatta さんのコメント...

pierrotさん、初めまして。
コメントとてもうれしく拝読させていただきました^^
こちらこそ、どうぞよろしく。
ARTEはいいですよね?
私はわりと好きで映画の他にも音楽番組も見ます。
Franche-comtéにこられて、どのくらいなのでしょう?
私はこちらにきてもうすぐ3年になりますが,(学生の時に5年住んでいるので,計8年になります)今年の冬は特に寒かったですね、、、
ようやく春の花があちこちに顔を出し,気温が上がってきて,とてもうれしいのは私だけではないはず、,,

これからも、どうぞよろしく。
そしていつかお会いできる日が来るといいですね^^

Pierrot さんのコメント...

こんにちは。コメントで会話もなんだと思ったのですが…
私は去年の6月にパリから引っ越してきたばかり。
主人がJuraの人で、年に何度もこちらには遊びに来ていて、私の方が主人の家族のいるJuraに住みたくて、主人を説得したと言う感じです。
Besançonには、1度行ったことがあるだけ…。
2歳の息子がいるので、将来のために、学校のことなど、いろいろ参考にさせていただいています。
「役立つこと間違いなし!!」と言う情報がたくさんでうれしいです。ありがとうございます。
本当、いつかお会いできたらいいですね~

makikatta さんのコメント...

ムスコさんがいらっしゃるんですね.
二歳はかわいい時ですよね^^

三年目にしてようやく、ブザンソンでも日本人の知り合いが出来始めたところ.
長期ビザをとった時に受けた一日講習で、この地方でも年間十数人の日本人が長期ビザをとってるようなことを言われました。(わりといるんだなぁと驚いたことを覚えてます)

専業主婦なのに,いつも何かしらにおわれていてなかなかブログの方改善する時間がさけずにいますが,そのうちメールでのやり取りも出来るようにする予定です。(コメント欄ではなかなかスムーズでオープンなやり取りは出来ませんもんね)
ぜひいつかお会いしましょう!