今週も行ってきました,プールの引率。
今回は,二回目という事で,前回のレベルチェックをもとに大きく分けて4グループでスタート。
どのグループも8人から10人位で形成されていて,それぞれ一時間みっちり練習していました。
今回気づいたこと。
まず、日本では,「シャワー」と「足洗い場」のほかに「腰洗い場」がありますが,子供たちの通う市民プールには「腰洗い場」がありません。衛生面を考えると,腰洗い場はやはりあった方がいいと思うのですが,,,
個人的に,こちらのプールにはまだ入った事がないので,本当かどうかはわかりませんが,話によると,こちらのプールはかなり塩素が強いとか。もしかすると,プール自体が腰洗い場状態?
それから、プールに入る前の準備体操がありません。二回、引率をしましたが,どちらの回とも,体操はなく,直接プールに入ってました,,,体をほぐす&暖める意味でもやった方がいいと思うのですが。今度先生にちらっと話してみようかしら。
ここまでマイナス点ばかりあげてきましたが,もちろんいいところだってあります。
日本のプール(小学校や中学校のプール)は基本的に足がつく水深だったと思いますが,こちらは小さいプールでも傾斜がきつく0.4mから始まって1.2mまで深くなってます。息子の身長は120cmくらい(クラスでは中くらいでしょうか)なので、小さいプールでも水深のあるところでは子供たちは足がつくかつかないかの深さになります。大きい方のプール(4グループのうち3グループはそちらで練習)では一番浅いところでなんと1.5m!
このブログを読んでくれてる幼少時代の友人達はよく知った話ですが,私は「水泳」が得意。
でも,足がつかないのは,基本苦手なのです,,,ハイ。
競泳の大会でよくいろいろなプールに泳ぎに出かけましたが,記憶しているだけでも二回大会中に棄権してます,,,
一度目は小林の中学校のプール。
小2の時でした。
大会前の練習で,プールに入ってびっくり!足がつかない深さだったのです。(足がつかないところで泳ぐのが初めてだった)
初めての大会でしたが、15mほど泳いで,足が届かない深さである事がどうしても怖くなり,助けを呼ぶ始末に。
2度目のそれは,都城のプールでした。
デイリー牛乳のプール(デイリー牛乳を冷やしてたのでは?と疑惑をもたれるほどの冷たさ!)ですが,かなりの水深で,しかも50mプール。この時も,途中棄権でした。
足がつかない,と思ったとたん恐怖がわいてきます。
もうそうなったら泳げる泳げないは関係ありません。
フランスのプールは基本プールサイド側のレーンは「泳がない人」(non nageurs) 専用になってます。(泳がない人がどうしてプールに来るのか,,,しかも,足の届かない水深ですので,水中歩行をしにくる訳でもありません。はい,不思議です。)
泳ごうと思ったら,中央レーンを使う必要があります。
そうなると,途中恐怖がわいてきたときのことを考えると、すぐにプールの外に上がれない訳ですから,よけい怖くなるのです。
わかります?
年齢とともに,もちろんある程度の水深に慣れるようになりましたが,フランスのプール、深い上に50m、やはりちょっと怖いかも、,,
常に足が届くところで水泳を習って泳げるようになった私ですが,深いところがダメというのは泳ぎが必要な状況下では泳げないのも同然。役に立ちません。
せっかく泳ぎを身につけるのだったら,こちらのやり方(小さい時から足の届かないところで泳がせる)悪くないなぁ,と子供たちを見ていて思いました。