2009年5月18日月曜日

grippe A appelée aussi grippe porcine(豚インフルエンザ)

今週も、おかしな天気が続きました。
暑〜い日が来たかと思うと、翌日は雨降りでしかもセーターを着るくらい寒かったり。
とにかく変動の大きいこの季節。
体調を崩さない様に、そればかり気にして過ごしております。

日本ではとうとう豚インフルエンザで学校が休校になったりしているとか。
(高校生を持つ友人一家が住む関西圏では影響がかなり出ている模様)
日本では、ここに来て、かなり流行の兆しですね。
こちらでは、5月初旬はまだメディアでも大々的に取り上げられていましたが、先週くらいから、かなり落ち着いてきた感じ。
(先週はほとんど耳にしなかったかも)

日本で「当面の政府の対処方針」が発表されたのは、4月下旬。
月が変わって、一週間後、フランスでようやく対策案が発表されました。
テレビやラジオでの感染予防CMの放送、感染予防のマスク(一般人は購入したくてももの自体が不足していて買うことも出来ないとか)や治療薬をセンターから地方病院へ供給、空港での対処、などそれなりの形をとっている感じでしたが、実際の旅行者からは「水ぎわ対策とか言っているが、実際には何の対処もなかった」というような批判を多く聞きました。


「5月13日時点において、フランス全土における感染状況は、「感染確定事例」が14名、「可能性が疑われる事例」が33名、うち6名が「疑いが濃厚な事例」とされています。」とストラスブールの総領事館からメールが着たので、一応フランスの状況を知ることができましたが、フランス人に「フランスでは何人くらい発症しているのか?」と聞いても、きっとはっきり知らない人が多いんじゃないかな、、、。
メディアサイトのコメントなどには、「「豚インフルエンザ」の話で、不況の話が少なくなった。政府はこの話題で国民の関心をそらそうとしている!」という非難も。

弱毒性というA/H1N1ウィルス。
いまのところ少なくともフランスの政府によると大きな心配はなさそうですが、衛生面ではかなり発展途上なフランス。
今回のウィルス問題で少しはその辺国民の関心を集めて改善されるといいなぁと無駄な(かなり悲観的^^;)期待をしています。

L'EXPRESSのサイトでフランスで現在放送中の政府公報がみれます。こちらから→

2 件のコメント:

いしいたら さんのコメント...

日本ではとうとう首都圏にも患者がでましたよ。フランスは発見されてないだけなのか?そんなに少ないんだね。日本では大阪、兵庫だけでも200人近い人が感染しているよ。
今後首都圏でもかなり広まるんじゃないかなと思うけど、私も含め今日の満員電車内、マスクつけている人は1割もいなかった感じでした。やばいね~

makikatta さんのコメント...

考えられるのは、例えば日本だったら発熱して病院に行ったら、少しでも疑いがある場合、ウイルスを特定する検査をすると思うのね。
でも、こっちでは、日本の様にシステマティックに検査しないんじゃないかな、と。
普通のインフルエンザでも、日本だったらすぐ検査して特定してくれるけど、こっちでは薬だすくらいで、検査なんて、、、、(普通ないね)

東京でも発症患者がでてるみたいなので、まぁ衛生面には気をつけて。