2007年11月27日火曜日

Bon appétit ! Monsieur Lapin(ウサギさん、召し上がれ!)

昨日は暖かかったのに、今朝は車も凍てつく氷点下1℃。先週Récépissé(仮滞在許可証)の期限が切れたので、Préfectureへ行ったものの、写真を持参しておらず、再発行手続きをしてもらえませんでした;_;で、今朝再度行って来ました。早足で歩いて徒歩30分,,,遠い(涙)午前中はあまり込んでいないので、今日はあっという間に手続き完了。滞在許可証は、優しい担当の人のおかげで、10年の長期を申請できたので、ただ今市長の反対文書待ち。というのも、長期を申請する場合、とりあえず県庁で書類を作り市長に提出。申請者が犯罪者とか指名手配者の場合、この時点で市長が申請手続きにストップをかけると言うお話。(実際市長が本当に一つ一つの申請書に目を通して、その人が犯罪歴がないかどうかなど調べているとは、到底思えないけど、、、)この期間二ヶ月。二ヶ月経って市長から何もいってこなければ、申請は自動的に受理と言うことになるらしいので、私の滞在許可証は基本的には今月中にはもらえるはず。(あ、でもなんかのときに許可証(カード)はパリでしか作ってなくて、作るのにまた2週間から4週間かかるとか言ってたような、、、)とりあえず、再発行してもらった仮滞在許可証は2月中旬まで有効らしいので、とりあえず待つしかありません。

早めに用事が済んだので、夫とともに街の本屋さんへ。
そして購入したのが左の写真の本。

"Bon appétit ! Monsieur Lapin" ( Claude Boujon / l'école des loisirs / 1985)

下の子のクラスで教材として使われている本です。検索してみると、幼稚園だけでなく小学校低学年の教材としてもかなり使用されているようで、教材としての使い方などいろいろ出てきました。日本人の仏語学習者の方のブログや、うちと同じようにフランスの幼稚園で使いました、と言う日本人お母さんのブログもみつけました。
なかなかの定番なんですね、きっと。



ニンジンに飽きたウサギさんが、みんなはなにを食べているんだろう?といろんな動物たちの食卓を見に出かけると言うお話。カエルさん、小鳥さん、お魚さん、ブタさん、、、、みんながなにを食べているか知っていくウサギさん、でも自分の好みの食べ物は見つからず、、、そしてオオカミに出会います。オオカミさんにも尋ねます。

うさぎさん:「君はなにを食べてるの?」
オオカミさん:「ウサギを食べるのさ」!!!!!

最後は当然あかせませんが、オチがとっても気に入りました。絵もなかなかシンプルでかわいいので、仏語学習者はもちろん、そうでない方にもオススメです^^

2007年11月20日火曜日

riz à table(食卓にコメ)

子供たちは、日本で生まれ育ったということもあって、食に関してはかなり日本人です。
特に白米やおにぎり、そしてお味噌汁には目がありません。フランスに来てから、最初の一ヵ月半は義母の家に居候だったため、フランス料理が主でしたが、引っ越しが完了して日本から食材が届いたときには、毎日、日本食でした^^(そしてあっという間に調味料が切れ、またフランス家庭料理の日々...お味噌が恋しい;_;)なんといっても、子供たちは正直です。あまり馴染みのないフランス料理が続いたときなど、だらだら時間がかかり、話ばかりで、ちっとも箸が進まず、毎食怒られてばかりでした。これではまずいと、昨日&一昨日は親子丼と三色そぼろご飯を作ってみました。すると...こちらがいう前にきちんと席につき、黙々と食べ始め、文句一つ、話一つすることなく、無心に食べているではありませんか。それは、もう、あっぱれ!でした。どちらも、日本にいたときから定番だったかというと、そういう訳ではないのですが、保育園のメニューではよくでていた品目だったので、懐かしく感じたのでしょう。私も、夫も、ただただ二人の子供の食べっぷりに圧倒されたのでした。

というわけで、フランスに住んではいますが、うちでは米の登場回数が非常に高いです。米はアジア食料品店で購入した10キロ18ユーロのジャポニカ米です。無印で数年前に購入して一度も使ったことのなかった土鍋が、こちらにきてから大活躍です。(土鍋で米を炊くのは初めてでしたが、やってみると思ったより簡単。当分、炊飯器は必要なさそう。)で、今回鍋用の土鍋をもう一つ欲しくなったので、妹に送ってもらいました。その時に、ついでに頼んだのがこれ→

無印良品の「レンジで使えるおひつ」です。残り物のご飯を入れて冷蔵庫で保存可、レンジで温め直してそのままテーブルへ。炊きたてご飯同様の仕上がりになる上、見た目もグッド。このおひつを使ってできるいろいろなレシピも中に入っていました。(写真は違いますが、入ってたレシピで蒸しケーキを作ってみました。なかなかでした^^)オススメです。

2007年11月19日月曜日

grève et passe-temps(ストライキそして暇つぶし)

新年度が始まってしばらく経った10月中頃、年金改革に反対するSNCF(仏国鉄)&RATP(パリ交通公団)の交通、EDF・GDF(仏電力・ガス公社)のエネルギー関連の公共企業体労組による大規模ストライキを皮切りに、いよいよストライキの季節が始まりました。この時は、子供たちの学校でも、数名の先生方(息子の先生含む)がsolidarité(「団結」とでも申しましょうか...)の名において休講。規模、そしてメディアへの取り上げられ方に大小あるものの、ストやデモの話を聞かない日はないといっても過言ではないでしょう。ここ一ヵ月の間に報じられただけでも、エールフランスの客室乗務員による賃上げ&労働条件見直し要求スト、医療関係のインターンのスト、大学法人化反対スト、裁判所統廃合に反対する司法職員のデモ(ストライキは29日に予定されているそうです)、先週木曜から再び始まった交通・エネルギーなどの公共事業の無期限スト。私はパリ在住でも、公共交通利用者でもないので、その点では何の悪影響も受けていませんが、ストのために、一時間以上歩いて職場に行かざるをえない方々、飛行機の欠航で足止めを食らった方々、大学で講義を受けれない学生たちに大いに同情いたします。

と、これまでは自分には関係ない話だったのですが、...
明日は人員削減に反対する公務員らの大規模ストで学校がお休み。その打ち合わせのため先週土曜日も学校は休校...
子供たちはお休み三昧^^;でも、子守りを余儀なくされるこちらとしては...
ミシンを踏みたい気持ちを抑えつつ(あ、土曜日に新しいアイロンを購入したのでミシン生活復活です)、子供たちと前からやってみたかったゲームを試してみました。

そのゲームはカルカソンヌ(いろんな種類がありますが、我が家にあるのは「原始の営み」)。フランス南西部にある町の名前がタイトルになってるボードゲームです(が、発売元はドイツ)。森や川、草原などの描かれたタイルを並べていき、そこに狩人や漁師のコマをおいて点数を競います。(なんて大まかな説明...夫が見たら怒られること間違いなしです)タイルが徐々に風景をなしていく様が子供心のみならず大人心もくすぐります。
日本でも購入可能(もちろん日本語バージョン)ですし、フランス語版を買って、説明書読むのにくじけたら、日本語の説明書をダウンロードというてもあり!なので、ボードゲームに興味ある方にもない方にもオススメのゲームです。
5歳の息子も3歳の娘も、私が作ったなんちゃってルールでですが、すぐにカルカソンヌの世界にはまってしまいました^^

2007年11月16日金曜日

Samsam, le plus petit des grands héros(最も小さい偉大な勇者サムサム)



今日は、フランスに来てから子供たちがはまっているキャラクターを紹介します。

幼児向け月刊誌 POMME D'API( ポムダピ。発行元:BAYARD JEUNESSE )に連載されている " Samsam, le plus petit des grands héros "(最も小さい偉大な勇者サムサム)の主人公、サムサム。

どういう経緯でサムサムを知ったかよく思い出せませんが、おそらくは雑誌だったと思います。毎号は買いませんが、幼児雑誌の中では気に入っている雑誌なので、たまに買います。我が家にはテレビがないため、見たことはありませんが、FRANCE 5で放映もされているようです。このキャラクター、かなり人気があるのか、立派なサイトを持っています。こちらから




キャラクターのかわいさはもちろん、ゲームやビデオなど充実した内容で、子供はもちろん、私もお気に入りのサイトの一つです。ビデオにいたっては、内容の一部だけの放映ではなく、一話完結型のエピソードが一話丸ごとみれるほか、新しいエピソードが定期的に更新されるなど、かなり上出来なサイトでオススメです。

SAMTV(サムサムサイト内、右下)「おねしょモンスターの攻撃」("l'attaque des pipiolis")では、サムサムのきらいな強敵ピピオリ("pipi au lit" =「おねしょ」)がサムサムを雄弁にだまし、ベッドに潜り込んでオシッコ鉄砲で攻撃する、という何とも子供には楽しい!?お話。どうぞ、一度のぞいてみてください。

*写真は、POMME D'API今月号と、付録のサムサム&サムヌヌース(ヌヌースnounoursはフランス語で「(ぬいぐるみの)クマちゃん」)のフィギュア。あまりにかわいかったので、子供に内緒で買ってしまいました。(子供に言ったら、兄妹で取り合いになること間違いなしなので,,,とりあえず、今のところ隠してあります^^)

2007年11月15日木曜日

première neige de 2007(初雪)

先週中頃、みぞれが降り、その翌日初雪が。量はまだたいしたことありませんが、気温はグンと下がっています。
いよいよ冬に突入でしょうか,,,

今日の日の出7:40。日の入り17:01。最低気温-2°、最高気温2°。写真は今朝の風景。外出するのが、ますます億劫になりますm_m
大阪ではあまり見なかった雪。子供たちのテンションは当然あがります^^引っ越しの荷物からまだ手袋を見つけられずにいるため、てがひび割れ始めました,,,(涙)アイロンが突然壊れて、洋服作りが思うように進まないので、ここはちょっと休憩して、帽子でも編もうかなぁ・・・と編み物の本をひっぱり出してみたり。


写真はアイロンが壊れる前に完成した娘のハーフパンツ。もう何年も前にネットショップで買ったウール地、ようやく日の目を見ることができました。両脇にタックいりポケット、レースを挟んでメンズライクな布地を少しだけガーリーに。一生懸命読んでる本は、「ハウルの動く城」。

2007年11月13日火曜日

apprentissage de l'écriture(文字の学習)

9月から幼稚園に通いだした子供たち。7月に引っ越してきてフランス語の環境の中にいるとは言え、家の中では日本語の生活。学校生活で一番大変なのは、フランス語でのコミュニケーションだろうなと思っていました。が、,,,私たち親の心配をよそに、子供たちは言葉の壁を特に壁ともせず、ともだちとは楽しくやっているようです。特に上の子(5才)は話をするのが好きで、両手で足りるほどしか単語量がなくとも、どうにかやりくりして思っていることをフランス語で伝えようと一生懸命です。私たちがそばにいるときでも、私たちに通訳を頼むことはほとんどありません。その姿には本当に脱帽してしまいますし、涙が出そうになることさえあります。家でも、できるだけフランス語で会話して上達を促してやると言う手もあるのかもしれませんが、私たちとのコミュニケーションまで負担がかかるようになるのは避けたい(どこかで息抜きがないとしんどくなるので)のと、日本語を忘れてしまわないようにするためにも、、、ということで、できるだけ自然体で押しつけのないように努力しています。そのかいあってかどうかはわかりませんが、いまのところ、フランス語への拒否反応はゼロです^^この調子で少しずつなれていけばなぁと思っています。

息子は年長クラスにいるため、話す問題同様に書く問題も発生しています。日本では、年中クラスだったからか、幼稚園でなく保育園に通っていたからかはわかりませんが、ひらがなの勉強を真剣にやった(やってもらった)ことはありませんでした。5歳になるかならないか位から自然に文字に興味を持ち始めていたので、名前だけでもと思い教えてやってからは、お絵描きのときにサインするかのように自分の名前を平仮名で書くようにはなりましたが、50音を勉強するなどはまだまだといったところでした。ところが、こちらは少し事情が違うようで,,,話によると、近年文字の学習開始はだんだん早くなっており、基本的には3才(幼稚園一年目)から既に文字へのイニシエーションが始まるようです。(具体的には、点と線を結んで直線を描く練習とか半円を描くとかです。個人的には、幼い頃に習字でやった線やはね、はらいの練習を思い出します)

息子の先生によると、息子のクラスの子供たちは、既にmajuscules(大文字)は完璧で今クラスではminuscules(小文字)とlettres attachées(つづき文字。文字同士がつながった手書き文字といえばいいでしょうか...)を勉強しているところだとか。焦りを感じずにはいられない話でしたが、焦ってプレッシャーを欠けたところでいいことは何もないと自分に言い聞かせ(夫にいい聞かせられ)家では遊びの延長的に最小限の「お勉強」をやっています。(「お勉強」。私はふざけてよく使う言葉ですが、夫はかなり嫌いな様子。よく注意されますが、私があまりに使っていたので、娘は「お勉強」好きになり、よく「お勉強」をせがみます^^;)

いつものことながら、前置きが長くなってしまいました...
本題は鏡文字についてでした。そうでした...
小さい子供が平仮名を書くときにもありますよね?鏡文字。私も、幼い頃に自分の名前を鏡文字で書いていた記憶があります。学生のときに日仏ハーフの子供のベビーシッターをしていたのですが、その子も自分の名前をアルファベットで書く際に鏡文字を書いていたので、万国共通なんだなぁと思っていました。で、家の息子なんですが、鏡文字なだけでなく、各順番までユニークなのです。左から右に文字を並べたら一つの単語になるんだと言うことが、まだ理解できていないようで,,,右から左に書いちゃったりするんですよね,,,;_;これは、日本語の影響があるのでしょうか???専門家に聞いてみたいところです。

そして、右は娘の自筆。
書いた直後、本人は、お手本通りに書けたと満面の笑みでしたが、数時間後・・・
「なんかLがおかしいねぇ...」と一人つぶやいておりました^^

(Sにいたっては、数字の2のようになってしまってますが、この文字は特に難しいようです、娘にも息子にも)

2007年11月11日日曜日

le 11 novembre 1918

今日、11月11日はla fête de l'Armistice du 11 novembre(第一次世界大戦休戦記念日)。
フランスには祝祭日が年間12日(日本は16日)ありますが、その11番目にあたります。
家にはテレビがないので、入る情報はもっぱらラジオからなのですが、ラジオでもこの休戦記念日関連のニュースや番組が目立ちました。

その中で、気になった単語 " poilu "。
2007年現在、フランスにはもう二人しか残っていないと言うことで、
その内の一人のインタビューが流れていましたが、それにしても、なんでpoiluっていうんだろう?・・・

poilu=「兵士」を意味していると理解していたので、一度も辞書を引いて確認したことがありませんでしたが、
実はかなり前からちょっとした素朴な疑問が頭にありました。
というのも、poiluは形容詞では「毛の生えた、毛むくじゃらの」と言う意味だからです。
夫に疑問を投げかけてみましたが、「なんでだろうねぇ...」と頼りない返事しかかえってこなかったので、
早速辞書引いてみました。

「poilu—n.m. 兵隊さん、兵士(第一次大戦中、民間人がフランス軍兵士をさしていった;poilが男らしさの象徴であることから)」

日本を発つときに買い直したROYAL仏和中辞典にちゃんと書いてありました^^スッキリ〜^^

もう一つ、今年初めて知ったことがあります。
それは、関連記事をさがしていてたどり着いたフランス政府の公式ページ(こちらから→)で読みました。
1918年11月11日について詳しく書いてあるページなのですが、その休戦協定にフォッシュ陸軍元帥がサインした時に使われた車両は、その後1940年の第二次世界大戦休戦協定の際ヒットラーによって再び使用されたそうです。
もちろん、偶然ではなく故意的に。(夫の言葉を借りれば、いわば「復讐」だったそうです。)
その車両は、その後1945年にドイツで焼却されたとあります。

基本的に、私は歴史にとても疎いので、個人的には初耳でしたが、もしかしたらよく知られたエピソードなのかもしれませんね。(本当にそうだったら、お恥ずかしい...)

2007年11月8日木曜日

navet blanc(白蕪)

昨日は、水曜日。市場のたつ日。外は、なんだかとってもどんよりしていて,寒そう。
出かけようか出かけまいか、かなり迷って、「水曜だし、marché(市場)のたつ日だし、先週市場にいったのにおばあちゃんの家に寄らなかったら、近所の人に実は見られていて『あれ?今朝市場にきてたわよ。お宅には顔出さなかったの?』なんて告げ口されてたし・・・ヴァカンス最後だし、やっぱ顔出さないわけにはいかないよなぁ・・・」と、重い腰を上げ、嫌がる子供(子供だってわざわざ寒空のした出かけたくないわけで...)を連れてでかけました。

お目当ては大根。あるかなぁ、ないかなぁ...キョロキョロ。
あ!それらしきもの発見。八百屋のお兄ちゃんに「あそこにあるradis blancはどう?(おいしいか?と言う意味合いで)と聞いてみると、「あぁ、navet balnc ね(さりげなく訂正)。俺は好きじゃない」と返されてしまった...(;_;)そばにいた買い物途中のおばちゃんが「人参と千切りにしてサラダにしてみて!すごく美味しいわよ〜 !」と答えてくれたので試しに二本買ってみました。それがこれ→。

ところで...私の中で「大根」はradis blancだったのですが、辞書で引くとradis japonaisとあり、ウイキペディアには "le radis blanc géant japonais est appelé daikon. Il a une saveur douce."とありました。フランスでradisと言えば、radis noir(辛みが強く、サラダに使われます。写真はこちらから)とradis(ハツカダイコン)が一般的です。
navetは、蕪のこと。一般的なものは日本の蕪とほぼ同形同色で、葉に近い部分がすこし紫色。見てすぐに蕪とわかります。今回買って使ったnavet blanc は見た目、navetというよりはradisだったので、要注意。



豚の角煮をする予定だったので、一緒に入れて炊いてみました。こぶりですが、なかなかでした。かなり大根に近いかも。おでんにも使えそうで、この冬大活躍間違いなし!かな...ちなみに、不覚にも調理する前に味見をするのを忘れたので、もう一本のこってるほうをサラダにして食してみようと思います。

2007年11月7日水曜日

mangeoire(給餌器きゅうじき)

廃材を使って、鳥のエサ箱(?)を作りました。
なかなか用心深い鳥たち。
一羽飛んできては空中で偵察。
またきては横目でちらり。
とりあえずエサ箱のそばの枝にとまってみて人気がないのを確認。
そして、少しずつ距離を縮めて、巣箱に到達。
においを嗅いでいるのか、エサを見上げてしばし考える鳥。
エサに最初に口を付けた鳥が、勇敢な鳥として仲間にたたえられたかどうかはわかりませんが、最初の一羽が去った後は、一羽きては又一羽、そして数時間後には複数羽が仲良さそうに(もちろん時にはけんかもありますが...)一つの丸いエサボールをついばむ姿は何とも微笑ましく、気がつくと時間を忘れてボッーと眺めています^^

2007年11月3日土曜日

L'automne au Parc Micaud(秋のミコー公園)

ブザンソンの公園といえば、Doubsの河川沿いにあるparc micaudがオススメ。夏もすてきですが、秋の紅葉の時季も趣があります。昨日は、仕事がある主人を家に残し、子供たちと三人で行ってきました。以前、「ブザンソンに紅葉はない」と書きましたが、あれから一ヵ月ほど経過し、木々の葉は色をかえ、それなりに美しい紅葉の季節となりました。(赤い葉が少ないのが減点要素でしょうか,,,)
公園は、ヴァカンス中ということもあり、めずらしく子供連れの家族でにぎわっていました。(広い公園ですので、普段はひっそりしています)普段は決まった曜日にしかでないポニー。昨日は金曜日にも関わらずでていました(ヴァカンス中だからでしょう)。もちろん、大はしゃぎの子供たち^^


夏に行ったときには、下の子は怖がって乗りたがりませんでしたが、今回は馬車の形のに下の子も挑戦。上の子は、一番大きい馬(あれもポニー?)に乗りたがりましたが、なんせすごい人。日本のように行儀よく列を作って待つなんてこともなく、とにかく到着したお目当てのポニーに我が子先にと勝手に乗せる親でごった返しておりましたので、結局、自分の乗りたかったポニーには乗れず、そこそこ大きいポニーにのせてもらって乗馬を楽しんだ息子でした。主張の弱い母でゴメンね(;_;)


乗馬は一回2ユーロ。公園を半周ほどして終了。5分程度のものですが、子供たちは大満足で、「ママ、T君(Lちゃん)うまにのれてとってもうれしかったよ。どうもありがとう!」と満面の笑みで二人そろって感謝の気持ちを表してくれました^^

2007年11月2日金曜日

la Toussaint (万聖節)




昨日、11月1日は Toussaint (トゥサン)と呼ばれる祝日でした。これは、キリスト教の祝い日の一つで、すべての聖人と殉教者を記念する日です。続く、11月2日が Fête des morts = 死者の日で、フランスではこの時期にお墓参りをします。昨日は、気持ちのよい秋晴れで、墓地にはたくさんの人が来ていました。私にとっては、今回が初めての墓参りでした。子供たちをつれて、義母&義祖母と一緒に、3カ所の墓地に出かけました。写真は墓地の裏通りにでていた菊たち(売り物、ひと鉢6〜8ユーロほど)です。日本にはないようなまん丸と大きな花のものや茶色のものなど様々な種類がありました。墓に供えられる花たちは、鉢植えのものか造花が主流で日本のような切り花はあまりみかけませんでした。


フランスでは土葬が一般的です。墓は昔は永久的に維持できたらしいのですが、今は場所の問題もあって、たいていが場所を買うのではなく借りる形で、ある年数経つと掘り返してまた新しい墓として他の人に使われるそうです。あまり露骨に家族に墓に関することを質問するのも気が引けるので、ちょっとネットで調べてみました。ブザンソンではありませんが、フランス中都市Dのサイトを見ると墓地に関しては6年、15年、30年、50年の賃貸があるらしく、種類も一人用、二人用、三人用、土地の広さは2m²もしくは2,40m²とあります。参考までに、賃貸料は312ユーロ〜3548ユーロ。最近は火葬を望むフランス人も増えているようで、ネットで見つけた記事によると、アンケートに答えたフランス人の41%が火葬を希望、39%が伝統的な土葬を希望と答えたそうです。火葬希望の理由には、「家族を煩わせたくない」や「経済的理由(土葬より火葬の方が安価)」などがあげられたということです。記事をフランス語で読みたい方はこちらから→